「東京リベンジャーズ」黒川イザナは、横浜天竺初代総長を務めた人物です。
黒川イザナと佐野真一郎の関係性、エマやマイキーとの関わり、鶴蝶と描いた理想の天竺の姿など、東京リベンジャーズの黒川イザナを詳しく知りたい方は本記事をご覧ください。
黒川イザナとは?
横浜天竺初代総長
黒川イザナは横浜天竺の初代総長です。
佐野真一郎死亡により灰となっていましたが、稀咲鉄太と出会い、マイキーを自分と同じように空っぽにして絶望を味合わせることを決断、極悪の世代を召集して横浜天竺を創立しました。
八代目黒龍総長
佐野真一郎存命時代は、黒川イザナは八代目黒龍総長を務めていました。
黒龍は黒川イザナの代を契機に極悪化、その路線を九代目の斑目獅音、十代目の柴大寿も踏襲しています。
黒川イザナの過去
エマと分かれ施設に預けられる
黒川イザナは、幼少期は母、エマと暮らしていましたが、イザナだけが施設に預けられることになります。
エマは母とマイキー達の父親との間にできた子供でしたが、黒川イザナは母の前の夫の連れ子であり、エマやマイキー、真一郎、母と考えていた女性とも、誰とも血の繋がりを持っていませんでした。
鶴蝶との出会い
施設では両親を交通事故で失った鶴蝶と出会い、王と奴隷の関係を結びます。
鶴蝶は人生を投げ捨てようとしていた所で黒川イザナに生きる目的を与えられ、歪な関係ながらも二人は施設で仲良しになっていきます。
冬の日には一緒にかまくらを作り、将来は自分達のように身寄りのない子供達を集めて食べられるようにする国「天竺」を創ろうと理想を描きました。
佐野真一郎との出会い
エマが佐野家に預けられた後、黒川イザナの存在を知った佐野真一郎が兄と名乗り出て施設に現れます。
兄が欲しかったと考えていた黒川イザナは真一郎を大好きになり、真一郎からあらゆる全てを教えてもらいました。
しかし、真一郎の口からマイキーの存在が語られると、真一郎は自分だけの兄ではないとショックを受け、兄を独占できないことに苛立ちを覚え始めます。
マイキーとの出会い
マイキーとは直接の面識は持ちませんでしたが、その存在に黒川イザナは苦しみ続け、真一郎への手紙でも想いを刻んでいきます。
そんな中、自分を施設に捨てた母親とパチンコ店で再会、自分が誰とも血の繋がりがないことを教えられて絶望、佐野真一郎との繋がりも拒絶するようになってしまいました。
極悪の世代との出会い
少年院に入った黒川イザナは「極悪の世代」と恐れられたS62世代と出会います。
灰谷兄弟、望月莞爾、武藤泰宏、斑目獅音にトップだと認められた黒川イザナは、いつか集結することを宣言し、それまでに互いに極悪を極めることを指示しました。
稀咲鉄太との出会い
佐野真一郎が羽宮一虎、場地圭介によって命を落とすと、黒川イザナは不良の前線から突然引退します。
その後は何もない空っぽの空虚な器となり、灰となって浮浪者のような生活を送っていきました。
ここに東京卍會を追放された稀咲鉄太が登場、黒川イザナは稀咲の提案に乗り、自分から全てを奪ったマイキーから全てを奪うことを目的に横浜天竺を創立します。
黒川イザナの主な動き・行動
関東事変編(東京卍會vs天竺)
未来では東京卍會No.3として登場、橘直人・花垣武道を襲撃
聖夜決戦後の未来では、黒川イザナは東京卍會のNo.3として登場、横浜天竺や関東事変を探っていた花垣武道、橘直人の前に姿を現します。
黒川イザナの目的は自らが執着していたマイキーの命をフィリピンで奪った橘直人への復讐であり、稀咲鉄太・鶴蝶と共に奇襲を仕掛けました。
実際に黒川イザナが手を汚すことはありませんでしたが、稀咲と鶴蝶によって武道と直人は銃で撃たれ、武道は間一髪のところでタイムリープで過去に戻ります。
初代黒龍創立の日に佐野エマの命を奪う
稀咲を参謀として関東事変を始めた黒川イザナは、東京卍會への奇襲を仕掛けて戦力を削っていきます。
初代黒龍創立の日を決戦日と定めた黒川イザナは、佐野真一郎の墓参りに訪れていたマイキーや武道、乾、エマの前に姿を現し、マイキーと乾だけを自分の前に引き留め、決戦の時間と場所を指定しました。
この間、連携して動いていた稀咲鉄太・半間修二によってエマ襲撃が敢行され、これによりエマは死亡、マイキーとドラケンは戦線離脱することになります。
東京中の不良のトップを制圧
東京卍會との決戦を前に、黒川イザナは東京中の不良のトップを来賓として集めます。
集められた不良達の中には血のハロウィンでも登場したICBM阪泉、上野のガリ男などもいましたが、黒川イザナは余裕で圧勝、格の違いを見せつけました。
関東事変でぺーやんに勝利
横浜埠頭に東京卍會が到着して最終決戦が開始すると、魁戦を勝利して勢い付いたペーやんが猛攻を見せます。
黒川イザナは東京卍會の勢いを削ぐために直接ペーやんの元へ向かい、斑目獅音を一撃で撃破したペーやんを蹴り一発で沈めました。
マイキー相手に劣勢となる
戦いが佳境を迎え残りは花垣武道のみとなりますが、ここで日向と共にマイキーとドラケンが到着、黒川イザナはマイキーとの直接対決を迎えます。
圧倒的な戦才というカリスマを持つ黒川イザナは、序盤こそマイキーを相手に優勢に戦いを進めていきましたが、徐々にマイキーに圧倒されるようになり、拳銃を持ち出してしまいます。
ここで鶴蝶が横浜天竺の負けだと認めて黒川イザナを止めようとしますが、負けを認められない稀咲鉄太によって鶴蝶が撃たれる事態となりました。
稀咲鉄太から鶴蝶を守り死亡
稀咲鉄太の鶴蝶を狙った追撃を黒川イザナが身を挺して守ると、黒川イザナも致命傷を受け鶴蝶の横に倒れてしまいます。
死の間際、最後まで自分を救いたいと主張するマイキーに対して、黒川イザナは自分が誰とも血の繋がりはなくマイキーの兄ではないと主張、救いようのない人生で唯一鶴蝶だけが自分の大切な人間だったと話し、そのまま命を落としました。
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本ページの情報は2024年12月2日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。