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東京卍會の隊長格のなかで、「いちばん大人」と評されることが多い男がいる。三ツ谷隆(みつや たかし)──東京卍會弐番隊隊長を務め、針と糸を握れば特攻服を一着まるごと仕立ててしまう、東卍きっての職人肌だ。荒くれ者の集まりのなかで、彼だけがどこか涼しい顔をしている。だが勘違いしてはいけない。「まとも」だからといって「弱い」わけではない。むしろ三ツ谷は、東京リベンジャーズという作品が描く「強さ」のひとつの理想形でもある。
この記事で扱う問いはシンプルだ。「東京リベンジャーズ 三ツ谷」と検索する人がいちばん知りたいこと──三ツ谷は何番隊の隊長なのか、どれくらい強いのか、柴八戒とはどういう関係なのか、そしてアニメ勢が気にする「三ツ谷は死ぬのか」。結論から言えば、三ツ谷は弐番隊隊長であり、副隊長の柴八戒にとっては「憧れの兄貴分」であり、そして物語の本筋(タケミチが守った未来)では死なず、将来有望なファッションデザイナーへと成長する。ただしこの「死なない」には大きな注釈が付く。それも含めて、原作の描写を時系列で整理していこう。
📌 この記事でわかること
- 三ツ谷隆の基本プロフィール(誕生日・身長・血液型・所属・通称)
- 東京卍會「弐番隊隊長」としての立ち位置と、副隊長・柴八戒との関係
- 「美術担当」と侮れない、三ツ谷の本当の強さと戦績
- ドラケンとの「双龍」エピソードと、八戒との師弟の絆
- 聖夜決戦・関東事変・三天戦争編での名シーン
- アニメでの声優・登場話、そして「三ツ谷は死ぬのか」という疑問の答え
この記事は聖夜決戦編・関東事変・三天戦争編にまたがる三ツ谷隆の動向を含みます。アニメで原作に追いついていない方は、生死に関わる項目(とくに「最期・現状」の章)にご注意ください。なお生死はタイムリープによって時間軸ごとに変化するため、本記事では「どの時点・どの世界線の話か」を必ず明示します。
- 三ツ谷隆とは?──東京卍會弐番隊隊長の基本プロフィール
- 三ツ谷隆の生い立ち・経歴──妹を育てた少年が不良になるまで
- 三ツ谷隆の強さ・戦闘スタイル──「美術担当」を侮るな
- 三ツ谷隆と柴八戒──「兄貴分」と「弟分」の師弟譜
- 三ツ谷隆の名シーン──各編での活躍を時系列で
- 三ツ谷隆の最期・現状──「三ツ谷は死亡するのか?」の答え
- 三天戦争編での三ツ谷隆──現代パートでの再登場
- アニメでの三ツ谷隆──声優・登場話・見どころ
- 三ツ谷隆をもっと深く知るための関連記事
- 三ツ谷隆についてよくある質問(FAQ)
- リベンジャーズ関連おすすめ
- 東京リベンジャーズをもっと楽しむためのおすすめ
- まとめ──三ツ谷隆という「家族を背負った不良」の物語
三ツ谷隆とは?──東京卍會弐番隊隊長の基本プロフィール

三ツ谷隆は、東京卍會の創立メンバーの一人であり、結成当初から弐番隊隊長を任されてきた古参中の古参だ。マイキー(佐野万次郎)やドラケン(龍宮寺堅)と肩を並べて東卍を立ち上げた、いわば「創業役員」のような存在である。
外見の特徴は、こめかみに刻まれた竜の紋様と、それを隠すように伸ばした髪。一見すると硬派な不良だが、口を開けば物腰は柔らかく、思慮深い。荒れ狂う隊長たちのなかで、彼はいつも一歩引いて状況を俯瞰している。タケミチ(花垣武道)が初めて東卍の集会に参加したとき、緊張するタケミチを案内したのも三ツ谷だった。この「気配り」の人物像こそ、三ツ谷を理解する最初の鍵になる。
まずは数値で人物像を押さえておこう。以下はcanon(公式設定)に準拠したプロフィールだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 三ツ谷隆(みつや たかし) |
| 所属 | 東京卍會 弐番隊隊長(創立メンバー/後に副総長) |
| 誕生日 | 6月12日 |
| 身長 | 170cm(自称) |
| 血液型 | A型 |
| 家族 | 妹が二人(マナ・ルナ)/母子家庭 |
| 特技 | 裁縫・デザイン・料理(中学では手芸部の部長) |
| アニメCV | 松岡禎丞 |
| 通称 | 東卍の「美術担当」「いちばんまともな隊長」 |
身長が「170cm(自称)」となっているのが、いかにも三ツ谷らしい。公式が括弧書きで「自称」とわざわざ添えているあたり、本人が少しだけ背伸びをしている可能性をにじませている。こうした遊び心も、三ツ谷というキャラクターの愛されポイントだ。
「東卍でいちばんまともな隊長」というポジション
東京卍會の隊長格は、それぞれに強烈なクセを持つ。直情型のマイキー、不器用なドラケン、衝動的な場地圭介、双子で暴れるスマイリーとアングリー……。そのなかで三ツ谷は、感情をコントロールし、組織全体を見渡せる数少ない「大人」だ。喧嘩の強さだけでなく、調整役・参謀役としての価値が極めて高い。
この「まともさ」は、後述する彼の生い立ち──幼くして二人の妹を育てた経験──から来ている。家族を背負ってきた者だけが持つ、地に足のついた落ち着き。それが三ツ谷を、東卍の精神的な支柱の一人にしている。
リベ太
三ツ谷は東卍の「弐番隊隊長」で創立メンバー。実はこめかみの竜を髪で隠してるんだぜ。
リベ子
えっ、竜の刺青を隠してるの? なんだか優しそうな人なのにギャップがすごい!
リベ太
その理由は次の章で分かるよ。三ツ谷の「優しさ」は、二人の妹を育てた経験から来てるんだ。
三ツ谷隆の生い立ち・経歴──妹を育てた少年が不良になるまで

三ツ谷の人格を語るうえで外せないのが、その家庭環境だ。三ツ谷家は母子家庭で、母親は仕事のために家を空けることが多かった。そのため三ツ谷は、マナ・ルナという二人の妹の面倒を、まだ子どものうちから一手に引き受けてきた。学校が終わればまっすぐ家に帰り、妹たちの世話をする。同年代の少年が自由に遊んでいる時間を、彼は家族のために費やしてきたのだ。
この経験が、のちの三ツ谷を形づくる。妹のために料理を覚え、服を縫い、髪を結う。つまり彼の「裁縫・デザイン・料理」という特技は、趣味ではなく生活の必要から身についた技術だった。だからこそ本物で、だからこそ将来の職業にまで直結していく。三ツ谷の優しさも、忍耐強さも、家族を背負った日々のなかで鍛えられたものだ。
ここからは、三ツ谷が不良の世界に足を踏み入れていく時系列を整理しよう。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 幼少〜小学生期 | 母子家庭で二人の妹(マナ・ルナ)を世話。料理・裁縫の腕を磨く |
| ドラケンとの邂逅 | 壁に龍の絵を描いていたところでドラケンと出会い、「双龍」の縁が生まれる |
| 柴八戒との出会い | 公園で八戒と出会い、「生まれた環境を憎むな」と諭す。八戒の憧れの存在に |
| 中学時代 | 手芸部の部長を務め、女子部員からも人気。ペーやんと同じ中学 |
| 東京卍會結成 | マイキー・ドラケンらと東卍を創立。弐番隊隊長に就任 |
ドラケンとの「双龍」──龍の絵が結んだ縁
三ツ谷の人生を変えた出会いが、ドラケンとの邂逅だ。妹たちの世話に追われる日々のなかで、三ツ谷は一度だけ、二人を置いて家を出たことがある。彼が向かったのは、壁にスプレーで龍の絵を描く、という発散の場だった。
そこに現れたのがドラケンである。朝から何も食べていなかった三ツ谷は、描いた龍の絵をドラケンに譲る代わりに、カルビ丼を分けてもらう。そしてドラケンの家でしばらく過ごさせてもらった。しかし「不良ではない」三ツ谷はやがて追い出される。このとき三ツ谷の胸に芽生えたのが、「いつかドラケンと並び立つ男になりたい」という想いだった。
三ツ谷が目指したのは、ただの不良ではない。「家族を大切にする不良」──妹を守りながら、それでも強くあろうとする生き方だ。その決意の証として、彼はこめかみに竜の紋様を刻んだ。同じころドラケンもこめかみに龍を彫っていたが、三ツ谷は「龍はカルビ丼と引き換えにドラケンへ譲った」という縁があったため、自分の龍を隠すように髪を伸ばすようになる。この二人の間で交わされた龍のやりとりは、のちに「双龍(そうりゅう)」として語り継がれることになった。
柴八戒との出会い──「生まれた環境を憎むな」
もう一つの重要な出会いが、柴八戒(しば はっかい)との邂逅だ。八戒は柴家三兄妹の末弟で、兄に柴大寿、姉に柴柚葉を持つ。三ツ谷と八戒は、三ツ谷が妹のマナ・ルナと公園にいたときに出会った。
そのとき八戒は、喧嘩相手に対して「やりすぎ」と言えるほど暴力を振るっていた。八戒は、二人の妹の世話で自由な時間を奪われている三ツ谷を見て、「自分と似た不幸な境遇だ」と重ね合わせる。柴家もまた複雑な家庭だったからだ。ところが三ツ谷は、不幸であるはずなのに、むしろ明るく楽しそうに妹たちと過ごしていた。八戒はそれを不思議に思う。
そんな八戒に、三ツ谷は静かに告げる。「生まれた環境を憎むな」──と。境遇を恨んでも何も変わらない。それより目の前の家族を大切にしろ、という三ツ谷の生き様そのものの言葉だった。その明るさと懐の深さに、八戒は強く惹かれていく。こうして三ツ谷は、八戒にとって「憧れの兄貴分」となった。後に八戒が三ツ谷の弐番隊副隊長に収まるのも、この出会いがあればこそだ。
リベ太
三ツ谷の裁縫の腕は、二人の妹を育てるなかで身についたんだ。ドラケンとは「双龍」、八戒とは公園での出会いが原点だぜ。
リベ子
「生まれた環境を憎むな」って、自分が一番つらいはずなのに……すごく優しい人なんだね。
リベ太
その優しさが八戒を救うんだ。八戒が三ツ谷の弐番隊副隊長になるのも、この出会いがあったからだぜ。
三ツ谷隆の強さ・戦闘スタイル──「美術担当」を侮るな

「東卍の美術担当」「いちばんまともな隊長」という肩書きから、三ツ谷を喧嘩が弱いと思っている読者もいるかもしれない。だが、それは大きな誤解だ。三ツ谷は東京卍會の弐番隊隊長を任されるだけの、確かな実力者である。隊長格に名を連ねている時点で、彼の喧嘩の強さは折り紙付きだ。
三ツ谷の戦い方は、感情に任せて暴れるタイプではない。むしろ冷静沈着で、相手をよく観察し、引き際と踏み込みを見極める。職人が布地を裁つように、無駄なく的確に攻める。それが三ツ谷の戦闘スタイルだ。だが彼の真価は、勝った試合よりも「勝てない相手に意地を見せる試合」にこそ表れる。格上を前にしても折れない芯の強さ──それが三ツ谷の戦いを忘れがたいものにしている。
三ツ谷の主な戦績を整理する
原作で描かれた三ツ谷の主な戦いを、相手・場面・結果でまとめると以下のようになる。なお勝敗は描写ベースでの整理であり、明確な決着が描かれていないものは「奮闘」と記す。
| 相手・場面 | 所属・立場 | 結果 |
|---|---|---|
| 愛美愛主残党戦(八・三抗争) | 対 愛美愛主 | ドラケン・タケミチらと共闘し勝利貢献 |
| 血のハロウィン(芭流覇羅戦) | 対 芭流覇羅 | タケミチ・千冬と弐番隊として奮闘 |
| 柴大寿との対決(聖夜決戦) | 対 黒龍十代目総長 | 格上相手に意地の奮闘(八戒を奮起させる) |
| 望月莞爾とのタイマン(関東事変) | 対 横浜天竺四天王 | 互角の好勝負も、灰谷蘭の不意打ちで敗北 |
| 灰谷竜胆・斑目獅音の夜襲 | 対 天竺幹部 | 武器による奇襲で深手を負い戦線離脱 |
この戦績表を眺めると、三ツ谷の「強さの質」が見えてくる。彼が敗れた相手は、黒龍十代目総長・柴大寿、天竺四天王の灰谷蘭、そして武器を用いた灰谷竜胆と斑目獅音──いずれも作中屈指の実力者か、不意打ち・武器・複数人がかりといった不利な条件下での話だ。正面切っての一対一で、格下にあっさり負けるような姿は描かれていない。望月莞爾とのタイマンに至っては、四天王相手に互角の好勝負を演じていた。
「強さ」の本質は折れない芯にある
三ツ谷の強さを語るとき、戦績以上に重要なのが精神的な強さだ。聖夜決戦で柴大寿という圧倒的な格上を前にしても、三ツ谷は逃げなかった。勝てないと分かっていても立ち向かう。その背中が、嘘をつき続けていた八戒の心を動かし、八戒に「兄と向き合う勇気」を与えた。
つまり三ツ谷の強さは、単純な戦闘力のランキングでは測りきれない。仲間を奮い立たせ、組織を一つにまとめる「リーダーとしての強さ」こそが、彼の本領なのだ。東京卍會という荒くれ集団が一枚岩でいられた理由の一端は、間違いなくこの男の存在にある。三ツ谷が後に副総長へと引き上げられるのも、この総合力が評価された結果と見るのが自然だろう。
リベ太
三ツ谷が負けたのは大寿や灰谷兄弟みたいな化け物か、不意打ち・武器ありの時だけ。正面からの弱さじゃないんだぜ。
リベ子
「美術担当」だから弱いって思ってた……ごめんなさい三ツ谷さん! 心の強さがすごいんだね。
三ツ谷隆と柴八戒──「兄貴分」と「弟分」の師弟譜

三ツ谷を語るうえで、柴八戒との関係は避けて通れない。二人は単なる隊長・副隊長ではない。三ツ谷は八戒にとって人生の道標であり、八戒は三ツ谷が背中で導いた「弟分」だ。東京リベンジャーズ屈指の師弟関係と言ってもいい。
前述の通り、八戒は柴家三兄妹の末弟で、長兄に柴大寿、長姉に柴柚葉がいる。柴家は外面の良い兄・大寿が、家庭内では暴力を振るう複雑な家だった。そんな環境で育った八戒にとって、「生まれた環境を憎むな」と笑った三ツ谷は、暗闇のなかの一筋の光だった。八戒は三ツ谷を慕い、弐番隊副隊長として彼に付き従う。
聖夜決戦──八戒の「嘘」を受け止めた三ツ谷
二人の絆が最も鮮烈に描かれるのが、聖夜決戦編だ。きっかけは、八戒の黒龍移籍騒動だった。武道と黒龍の間でトラブルが起き、八戒が黒龍へ移ろうとする。マイキーから対応を一任された三ツ谷は、柴大寿との面会を求めた。
大寿との交渉で、三ツ谷は八戒の黒龍移籍を認める代わりに、柚葉の解放を求める。これは、八戒の移籍に「姉を守るため」という大義名分を与えるための配慮だった。三ツ谷は、八戒が抱える事情と苦悩を誰よりも理解していたのだ。
そして聖夜の宇田川教会。松野千冬から連絡を受けた三ツ谷は現場に駆けつけ、自分よりはるかに強い柴大寿に立ち向かう。意地を見せる三ツ谷と、奮闘するタケミチ。その姿を見て、八戒もまた触発される。八戒が吐き続けてきた嘘さえも、三ツ谷たちは「支え合うのが東卍だ」と受け入れた。仲間に受け入れられた八戒は、ついに兄・大寿と正面から向き合う勇気を手にする。三ツ谷の「強さ」が、最も尊い形で実を結んだ瞬間だった。
未来でも続く絆──デザイナーとして、家族として
稀咲鉄太の死後、マイキーが守った未来(本筋のハッピーな世界線)でも、三ツ谷と八戒の絆は健在だ。三ツ谷は将来有望なファッションデザイナーへと成長し、八戒や柚葉とも深いつながりを保っている。少年時代に交わした想いが、大人になってもなお続いている──東京リベンジャーズが描く「救われた未来」の象徴的な一場面である。
リベ太
聖夜決戦で三ツ谷は八戒の「嘘」ごと受け止めた。八戒が兄・大寿に立ち向かえたのは、三ツ谷がいたからなんだ。
リベ子
未来でもずっと仲良しなんだね。三ツ谷さんがデザイナーになるの、なんだか納得!
リベ太
妹の服を縫ってた少年が、一流デザイナーになる。点と点がちゃんと線で繋がってるんだぜ。
三ツ谷隆の名シーン──各編での活躍を時系列で

三ツ谷は派手な主人公ではない。だが各編の要所で、組織を支える働きを見せてきた。ここでは編ごとに、三ツ谷の名シーン・重要な動きを整理する。
八・三抗争編(東卍 vs 愛美愛主)
武蔵神社のお祭りで、ドラケン襲撃の動きを察知していた三ツ谷は、タケミチの案内で別の駐車場へ向かい、孤軍奮闘していたドラケンと合流する。その後マイキーや壱番隊・肆番隊・伍番隊も加わり、愛美愛主残党100名を相手に大立ち回りを演じた。三ツ谷の状況判断の速さが、東卍の勝利に貢献した一戦だ。
血のハロウィン編(東卍 vs 芭流覇羅)
稀咲鉄太が東卍に幹部として迎えられることに反対したタケミチを、マイキーは「弐番隊で預かれ」と三ツ谷に託す。こうしてタケミチは三ツ谷の弐番隊隊員となった。血のハロウィンでは、三ツ谷・タケミチ・千冬が弐番隊として参戦。人数で大きく劣る東卍にあって、奮闘を見せる。
そして血のハロウィン後の名場面が、タケミチへの特攻服だ。愛美愛主・芭流覇羅との戦いで東卍とマイキーを救ったタケミチに、三ツ谷は深く感謝し、創立メンバー以来初めて、自らの手で特攻服を仕立てて贈る。手芸部部長としての腕を、最大級の敬意の表現に使ったのだ。ペーやんに連れられてきたタケミチに特攻服を渡し、集会へ。三ツ谷はタケミチの壱番隊隊長就任を見届けた。職人・三ツ谷の優しさが凝縮された、屈指の名シーンである。
聖夜決戦編(東卍 vs 黒龍)
前章で詳述した通り、八戒の移籍騒動への対応、柴大寿との交渉、そして宇田川教会での奮闘──三ツ谷の人間性が最も色濃く出る編だ。格上に立ち向かい、八戒を救った三ツ谷の姿は、聖夜決戦のクライマックスを彩る重要なピースになっている。
関東事変編(東卍 vs 横浜天竺)
横浜天竺による東卍奇襲が始まると、三ツ谷は新宿で天竺四天王の望月莞爾とタイマンを張る。二人は互角の好勝負を繰り広げ、盛り上がっていた。ところがそこへ灰谷兄弟が乱入。死角からの灰谷蘭の一撃を受け、三ツ谷は倒される。さらにその後、武器を手にした灰谷竜胆・斑目獅音の夜襲によって深手を負い、重篤な状態で病院に運ばれ、戦線離脱を余儀なくされた。
それでも三ツ谷は折れなかった。目を覚ますと、横浜天竺との決戦を前にした東卍の集会に顔を出し、自分のために病院に残ろうとしていた柴八戒・アングリーを、関東事変の戦場へと送り出す。満身創痍でも仲間を優先する──三ツ谷の「リーダーの器」が光る場面だ。
リベ太
三ツ谷の名シーンといえば、やっぱりタケミチに手縫いの特攻服を贈ったところだな。あれは泣けるぜ。
リベ子
関東事変でボロボロなのに、仲間を戦場に送り出すんだ……かっこよすぎるよ。
三ツ谷隆の最期・現状──「三ツ谷は死亡するのか?」の答え

「東京リベンジャーズ 三ツ谷 死亡」という検索が多いように、三ツ谷の生死は多くのファンが気にするポイントだ。ここはタイムリープによって結末が変わるため、混乱しやすい。整理して結論を出そう。
まず大前提として、東京リベンジャーズには複数の未来(世界線)が存在する。タケミチがタイムリープで歴史を書き換えるたびに、登場人物の運命も変わっていく。三ツ谷の生死も、この「どの未来の話か」によって正反対になる。
① マイキーが闇落ちした未来──命を落とす世界線
ある未来では、マイキーが「黒い衝動」に飲まれて闇落ちしていた。この世界線で三ツ谷は、ドラケンと共に、恩人であるタケミチの東卍脱退をマイキーに願い出る。二人はマイキーへの忠誠を誓いながらも、タケミチを逃がそうとした。だがその結果、三ツ谷はマイキーの手によって命を落とす。これが「三ツ谷 死亡」という情報の出どころだ。ただしこれはあくまで「マイキーが闇落ちした、修正される前の未来」での出来事であることを忘れてはいけない。
② タケミチが守った未来──生存し、デザイナーになる世界線
一方、物語の本筋──稀咲鉄太の死後、マイキーが守り抜いたハッピーな未来では、三ツ谷は生存している。それどころか、将来有望なファッションデザイナーとして大成している。結婚を三ヶ月後に控えた橘ヒナタのウェディングドレスを手がけ、柴八戒や柚葉とも深いつながりを保ち続けている。少年時代に妹の服を縫っていた三ツ谷が、夢を叶えた姿だ。
| 世界線 | 三ツ谷の運命 |
|---|---|
| マイキー闇落ちの未来(修正前) | タケミチを庇おうとし、マイキーの手で死亡 |
| タケミチが守った未来(本筋) | 生存。一流ファッションデザイナーとして活躍 |
結論を一言でまとめれば──「三ツ谷は、ある未来では死ぬが、最終的にタケミチが守った世界では死なない」。だから「三ツ谷は死亡した」も「三ツ谷は生きている」も、どちらも嘘ではない。重要なのは、物語がたどり着いた本来の結末では、三ツ谷は夢を叶えて幸せに生きているということだ。これは東京リベンジャーズという物語が「救い」をテーマにしていることの、何よりの証でもある。
リベ太
「三ツ谷 死亡」って出てくるのは、マイキーが闇落ちした“修正前の未来”の話なんだ。本筋ではちゃんと生きてるぜ。
リベ子
よかった……! 最後はデザイナーになって、ヒナのドレスまで作るんだね。ちゃんと救われてる!
リベ太
「どの時点・どの世界線か」を意識するのが東リベ攻略のコツだぜ。生死の話は特にな。
三天戦争編での三ツ谷隆──現代パートでの再登場

2026年10月放送予定のアニメ4期の題材となる三天戦争編。ここでも三ツ谷は、現代パートに姿を見せる。10年後の世界に戻ってきたタケミチは、パーちん(林田春樹)とペーやん(林良平)が営む不動産屋で再会を果たす。
この頃の三ツ谷は、自身のアトリエ探しを始めていた。デザイナーとして独立し、自分の城を構えようとしていたのだ。物件探しをパーちんたちに頼んでいる、という何気ない描写が、「不良少年たちがそれぞれの人生を歩み始めた」現代の空気を伝えてくれる。三ツ谷の夢が着実に前へ進んでいることが分かる、ささやかながら温かい一幕だ。
三天戦争編は、東京卍會の物語が大きく動く最終章へとつながっていく。三ツ谷がこの編でどう関わっていくのか、アニメでの描写も含めて注目したいところだ。三天戦争編そのものの全体像を先に押さえたい人は、関連記事もチェックしてほしい。
リベ太
三天戦争編の現代パートでは、三ツ谷が自分のアトリエを探してるんだ。デザイナーとして独立しようとしてるんだぜ。
リベ子
アニメ4期でも三ツ谷さんに会えるんだね! 楽しみになってきた!
アニメでの三ツ谷隆──声優・登場話・見どころ

アニメ版『東京リベンジャーズ』で三ツ谷隆を演じるのは、松岡禎丞(まつおか よしつぐ)だ。数々の人気アニメで主役級を務めてきた実力派声優であり、三ツ谷の「柔らかさ」と「芯の強さ」を併せ持つ二面性を、見事に表現している。
三ツ谷が本格的に活躍するのは、聖夜決戦編にあたるアニメ2期と、関東事変を描くアニメ3期(天竺編)だ。とくに2期では、八戒の移籍騒動から宇田川教会での奮闘まで、三ツ谷の人間ドラマがじっくり描かれる。アニメ勢にとっては、三ツ谷というキャラの魅力を最も味わえるパートだろう。声と作画が加わることで、原作以上に「優しさ」と「漢気」が伝わってくる。
2026年10月放送予定のアニメ4期「三天戦争編」でも、三ツ谷の続投が期待される。なお、三天戦争編の新キャラの声優は一部未発表の段階だが、既存キャラについては基本的に続投と見て良いだろう。最新の配役情報は公式発表を待ちたい。
「アニメで三ツ谷の活躍をもう一度見たい」「2期・3期を見返したい」という人は、Blu-ray BOXやアニメ配信サービスでの視聴がおすすめだ。聖夜決戦編の三ツ谷×八戒の絆は、何度見ても胸が熱くなる。
リベ太
アニメの三ツ谷の声は松岡禎丞さん。柔らかさと芯の強さ、両方が出てて最高なんだぜ。
リベ子
2期と3期で活躍するんだね。さっそく見返してみる! 4期でもまた声が聞けますように。
三ツ谷隆をもっと深く知るための関連記事
三ツ谷を取り巻く人間関係や、彼が戦った相手をさらに掘り下げたい人は、以下の関連記事もあわせてどうぞ。三ツ谷の物語は、東京卍會という大きな絆のなかでこそ輝く。
- 東京卍會創立の物語完全解説|マイキーとドラケンはなぜ組織を作ったのか — 三ツ谷も名を連ねた創立メンバーの原点
- 柴柚葉 完全プロフィール|大寿の妹・八戒の姉と柴家の絆 — 八戒の姉・柚葉と柴家三兄妹を知る
- 聖夜決戦編 完全あらすじ解説|黒龍vs東京卍會 — 三ツ谷×八戒の絆が爆発する編をおさらい
- 東京卍會 全隊長完全比較|壱〜六番隊の隊長は誰が最強? — 弐番隊隊長・三ツ谷の立ち位置を相対化
三ツ谷隆についてよくある質問(FAQ)

Q1. 東京卍會の二番隊隊長は誰ですか?
東京卍會の弐番隊(二番隊)隊長は三ツ谷隆です。副隊長は柴八戒が務めます。三ツ谷は東卍の創立メンバーの一人で、後に副総長へと昇格します。隊長格のなかで最も落ち着いた「まともな人物」として知られています。
Q2. 三ツ谷隆は死亡しますか?
結論から言うと、世界線によって異なります。マイキーが闇落ちした「修正前の未来」では、タケミチを庇おうとしてマイキーの手で命を落とします。しかし、タケミチが歴史を書き換えて守り抜いた本筋の未来では生存し、ファッションデザイナーとして活躍します。「三ツ谷 死亡」という情報は前者の世界線の話であり、最終的に三ツ谷は救われます。
Q3. 三ツ谷隆のアニメの声優は誰ですか?
アニメ版『東京リベンジャーズ』で三ツ谷隆を演じるのは松岡禎丞です。三ツ谷の柔らかさと芯の強さを併せ持つ演技が高く評価されています。聖夜決戦編(2期)・天竺編(3期)で本格的に活躍します。
Q4. 三ツ谷隆と柴八戒の関係は?
三ツ谷は八戒の「憧れの兄貴分」であり、東卍弐番隊の隊長(三ツ谷)と副隊長(八戒)の関係です。少年期に公園で出会い、三ツ谷の「生まれた環境を憎むな」という言葉と明るさに、複雑な家庭で育った八戒は救われました。聖夜決戦では、三ツ谷が八戒の嘘ごと受け止め、八戒に兄・柴大寿と向き合う勇気を与えています。
Q5. 三ツ谷隆とドラケンの「双龍」とは何ですか?
少年期、三ツ谷が壁に描いた龍の絵をドラケンに譲り、代わりにカルビ丼をもらった縁から、二人はそれぞれこめかみに龍を刻みます。三ツ谷は「龍はドラケンに譲った」という意味合いから自分の龍を髪で隠すようになり、この一連のエピソードが二人の間で「双龍」として語り継がれるようになりました。三ツ谷がドラケンに憧れ、不良の道を志す原点でもあります。
Q6. 三ツ谷隆は強いのですか?
はい、東卍弐番隊隊長を任されるだけの実力者です。「美術担当」というイメージから弱いと誤解されがちですが、関東事変では天竺四天王の望月莞爾と互角に渡り合いました。敗北したのは柴大寿という格上や、灰谷蘭の不意打ち・複数人の武器による奇襲といった不利な状況下です。さらに仲間を奮い立たせる「リーダーとしての強さ」も彼の大きな武器です。
Q7. 三ツ谷隆は最終的にどうなりますか?
タケミチが守った本筋の未来では、将来有望なファッションデザイナーとして大成します。結婚を控えた橘ヒナタのウェディングドレスを手がけるなど、少年期に培った裁縫の腕で夢を叶えました。柴八戒や柚葉とも深いつながりを保ち続けています。
Q8. 三ツ谷隆のプロフィール(誕生日・身長・血液型)は?
三ツ谷隆の誕生日は6月12日、身長は170cm(自称)、血液型はA型です。妹が二人(マナ・ルナ)いる母子家庭で育ち、料理や裁縫を得意とします。中学では手芸部の部長を務めていました。
リベンジャーズ関連おすすめ
三ツ谷隆の魅力に触れたら、原作やアニメ、フィギュアで「東卍の美術担当」の世界をさらに味わってみてほしい。聖夜決戦編の三ツ谷×八戒の絆は、何度読み返しても胸が熱くなる。以下に関連グッズをまとめておく。
東京リベンジャーズをもっと楽しむためのおすすめ
本記事の内容に関連する、東京リベンジャーズの漫画・Blu-ray・グッズなどをピックアップしました。
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まとめ──三ツ谷隆という「家族を背負った不良」の物語

三ツ谷隆は、東京卍會弐番隊隊長。二人の妹を育てた経験が彼の優しさと忍耐を育み、その手は針と糸を握れば一着の特攻服を仕立て、拳を握れば天竺四天王と互角に渡り合う。「美術担当」「いちばんまともな隊長」と呼ばれるが、その本質は家族と仲間を背負って立つ、芯の強い男だ。
ドラケンとの「双龍」、柴八戒との師弟の絆、タケミチへの手縫いの特攻服、聖夜決戦での意地、関東事変での満身創痍の奮闘──三ツ谷の歩みは、東京リベンジャーズが描く「絆」と「救い」のテーマそのものを体現している。そして「三ツ谷は死ぬのか」という問いの答えは、「ある未来では死ぬが、タケミチが守った本来の世界では生き延び、夢を叶える」。妹の服を縫っていた少年が、一流デザイナーへと至る──その軌跡こそ、三ツ谷隆という人物の最大の魅力なのだ。
2026年10月放送のアニメ4期「三天戦争編」でも、彼の物語は続いていく。この機会に、三ツ谷隆という男の生き様を、原作やアニメでじっくり辿ってみてはいかがだろうか。
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東京リベンジャーズ最終巻31巻が2023年1月17日に発売されました。U-NEXTの31日間無料トライアルに登録することで東リベのアニメを「無料」で見ることができます。
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