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この記事は原作15〜17巻(関東事変編全域)の重大なネタバレを含みます。マイキー対黒川イザナの決着、鶴蝶の死亡、稀咲の謀略など結末まで解説しています。未読・アニメ未視聴の方はご注意ください。
- 東京卍會と横浜天竺の戦力差・幹部一覧の比較
- 対立の発端——なぜ天竺は東京卍會を狙ったのか
- 関東事変編の主要対決一覧と勝敗結果
- マイキー vs 黒川イザナの最終決戦の詳細
- 東京卍會が勝利できた本当の理由
- この戦いが梵天編・三天戦争編につながる伏線
東京リベンジャーズという作品に、いくつかの「分水嶺」がある。
血のハロウィン、聖夜決戦、関東事変——そのなかで最も「組織対組織」の形で激突したのが、東京卍會と横浜天竺の全面戦争だ。関東事変は単なる喧嘩の場ではなかった。稀咲鉄太という黒幕の謀略が絡み、黒川イザナという天才が「勝利」を超えた何かを求め、そしてマイキーという絶対者が初めて「敵の脅威」を肌で感じた戦場だった。
この記事では、東京卍會対横浜天竺の全対決を時系列順に解説する。誰が誰と戦い、どちらが勝ち、それが物語にどう影響したのか。結論から言えば、東京卍會はこの戦いに勝った。だが、その勝利の代償はあまりに重かった。
両組織の戦力比較
まず、関東事変が起きた時点における双方の総力を整理しておく。数や暴力だけでは語れない部分も多いが、「構造的な戦力」を見ておくことで、各対決の意味がより鮮明になる。
東京卍會(東卍)の陣容
当時の東京卍會は、佐野万次郎(マイキー)を総長に据えた六番隊編成。各番隊に隊長・副隊長を置く組織体制は整備されており、総勢200名超を誇る関東最大の不良組織だった。
| 役職 | 名前 | 関東事変での立ち位置 |
|---|---|---|
| 総長 | 佐野万次郎(マイキー) | 黒川イザナとの最終決戦を担う |
| 副総長 | 龍宮寺堅(ドラケン) | 鶴蝶(カクチョウ)と激突 |
| 壱番隊隊長 | 場地圭介 | 天竺幹部と激戦・後に離脱 |
| 弐番隊隊長 | 三ツ谷隆 | 天竺幹部・望月莞爾と対峙 |
| 参番隊隊長 | 林田春樹(パーちん) | 前線で奮闘 |
| 肆番隊隊長 | 河田ナホヤ(スマイリー) | 弟・アングリーと共に参戦 |
| 伍番隊隊長 | 武藤泰宏(ベンケイ) | 灰谷蘭と対戦 |
横浜天竺の陣容
黒川イザナ率いる横浜天竺は、総勢150名前後ながら、幹部一人ひとりの個人戦闘力が圧倒的に高い「精鋭型」の組織だ。四天王と呼ばれる幹部に加え、「極悪の世代」と称される猛者が揃っており、単純な数の論理では測れない脅威を持つ。
| 役職 | 名前 | 特徴・関東事変での役割 |
|---|---|---|
| 総長 | 黒川イザナ | 天才的な戦闘力・稀咲の黒幕として動く |
| 四天王筆頭 | 鶴蝶(カクチョウ) | 最強の喧嘩屋・ドラケンと激突 |
| 四天王 | 灰谷蘭 | 関節技の達人・ベンケイと対戦 |
| 四天王 | 灰谷竜胆(リンドウ) | 蘭の弟・前線で東卍を追い詰める |
| 四天王 | 望月莞爾(モッチー) | 極悪の世代・三ツ谷と対峙 |
| 幹部 | 斑目獅音(シオン) | 九代目黒龍元総長・突破力を持つ |
両組織の戦力を見れば、東京卍會は「量と組織力」、横浜天竺は「質と個人の突破力」で真っ向から対立する構造だとわかる。関東事変は、この二つのベクトルがぶつかり合う戦場だった。
リベ太
東卍は200人超だけど、天竺は150人で四天王全員がヤバい個人戦闘力を持ってた。数じゃなく質のぶつかり合いなんだぜ。
リベ子
四天王が全員強すぎるのに150人しかいないの怖い!それで東卍200人と正面からぶつかってきたんだね。
リベ太
しかも裏で稀咲が糸を引いてるから、数じゃ判断できない戦いだったんだよな。
対立の発端——なぜ天竺は東京卍會を狙ったのか
表向きの理由は「関東を支配するため」——だが、黒川イザナが関東事変を仕掛けた動機は、それだけではない。
黒川イザナという男の本質
黒川イザナは、名前を変えた「佐野真一郎の弟」だ。捨て子として施設に育ち、実の兄・真一郎の死を機に「黒い衝動」に呑まれていった人物である。イザナが組織を動かす動機の底には、常に孤独と欠落が流れている。
彼が横浜天竺を率いて東京卍會に挑んだのは、単なる覇権争いではなかった。稀咲鉄太の思想——「最強の不良が支配する世界」——に共鳴した側面もあるが、それ以上に「佐野マイキーという存在を超えたい」という衝動が、動機の核にあったと見るのが自然だ。
佐野家の血を引きながら、正統な後継者として認められなかった男。その屈折した渇望が、関東事変という形で爆発した。
稀咲鉄太の謀略が絡んでいた
関東事変の裏には、稀咲鉄太(キサキ)の影がある。稀咲は関東卍會の総長として表舞台に出てくるが、その本質は「黒幕」だ。黒川イザナを操り、東京卍會を弱体化させ、最終的に「稀咲が日本最大の不良組織のトップに立つ」という野望を実現しようとした。
横浜天竺が東京卍會に挑んだのは、その意味で「稀咲の代理戦争」という側面を持つ。ただしイザナはそれを自覚しながらも動いており、純粋な傀儡ではない。稀咲の謀略とイザナの野望が重なった部分でのみ、二つの組織が「共闘」していた。
エマへの攻撃——最後のトリガー
関東事変が決定的に動き出したのは、佐野エマ(マイキーの妹)への直接的な攻撃だ。エマが天竺側に狙われたことで、マイキーは私情を超えて全力での迎撃を決意する。組織対組織の戦争に、個人の感情が絡み込んだ瞬間だった。
リベ太
イザナは「俺には兄がいなかった」という孤独から動いてる。マイキーを倒したいのはただの覇権争いじゃなくて、佐野家への執着なんだぜ。
リベ子
稀咲が裏で糸を引いてたのか……エマちゃんが狙われたのも全部計算の上だったってこと?
リベ太
少なくとも稀咲にとっては「マイキーを怒らせてフルパワーを引き出す」計算が含まれてた可能性が高い。稀咲の謀略はいつも多層的なんだよな。
主要対決一覧——誰 vs 誰・結果と意義
関東事変編の全面戦争では、複数の「一騎打ち」が同時進行した。各対決の勝敗と、それが持つ意味を整理する。
| 東卍側 | 天竺側 | 結果 | 意義・ポイント |
|---|---|---|---|
| マイキー | 黒川イザナ | 東卍(マイキー)勝利 | 最終決戦・イザナは敗北後に稀咲に刺される |
| ドラケン | 鶴蝶(カクチョウ) | 一時はドラケン有利・決定的決着なし | 戦闘力が拮抗。カクチョウの後の立場変化の布石 |
| ベンケイ | 灰谷蘭 | ベンケイ苦戦・一進一退 | 蘭の関節技の前にパワーが封じられる |
| 三ツ谷 | 望月莞爾 | 三ツ谷が対応・決定的決着には至らず | 三ツ谷の安定した戦闘力を示す対決 |
| 場地・東卍集団 | 天竺幹部 | 場地が仲間を守り続けるも消耗 | 場地の「芭流覇羅転身」への伏線となる重要戦 |
| 花垣武道 | 天竺兵・斑目獅音など | 武道は大勢を相手に奮闘・生存 | 武道の「諦めない」精神が示される |
対決の数と密度だけ見れば、関東事変は東京リベンジャーズ全編でも屈指の規模を誇る。だが重要なのは勝敗の数ではなく、各対決が「誰かの何かを変えたか」という点だ。
マイキー対イザナの頂点決戦だけでなく、ドラケンとカクチョウの拮抗、ベンケイと灰谷蘭の相性の悪さ——これらはすべて、後の物語を動かす布石として機能している。
リベ太
カクチョウは天竺の四天王なのに、後の梵天編でマイキーの下につくんだぜ。この時点でドラケンと渡り合った実力が認められてるわけだ。
リベ子
ベンケイが蘭に苦戦してたのは意外!パワー系なのに関節技には勝てないんだね。
関東事変編のターニングポイント
関東事変には、「勝敗が決した瞬間」が複数ある。単純な最終決戦だけでなく、流れを変えた複数のターニングポイントが存在する。
ターニングポイント①:場地圭介の「裏切り」という名の覚悟
関東事変の最大の衝撃の一つが、場地圭介の行動だ。場地は東京卍會壱番隊隊長でありながら、芭流覇羅(バルハラ)へと鞍替えするような動きを見せる。これに武道は衝撃を受け、東卍の内部に混乱が生じた。
だが後に明らかになるように、場地の「裏切り」は芭流覇羅の壊滅と羽宮一虎の保護を目的とした、捨て身の作戦だった。彼は東卍ではなく、幼馴染みである一虎を守るために動いたのだ。
この「見かけの裏切りと本当の意図」のギャップが、関東事変における場地圭介を最も複雑で深い人物にしている。彼の行動の真意が明かされた瞬間は、この編における最大の感情的ピークのひとつだと言っていい。
ターニングポイント②:武道が現場に踏み込んだ意味
花垣武道は、通常の戦力としては東卍の幹部たちに大きく劣る。だが武道には「タイムリープで未来を変える能力」があり、関東事変においても「どの選択が最悪の結果を招くか」を現場で見極める役割を担った。
武道が戦場に踏み込んだのは、単に戦いに参加するためではない。「場地の真意を確かめる」「誰かが死ぬ未来を変える」という使命を背負った動きだった。武道の視点が関東事変という複雑な戦場に「読者の目線」を通す役割を果たしている。
ターニングポイント③:エマへの攻撃と鶴蝶(カクチョウ)の離脱
戦争の流れを変えたもう一つの要因は、佐野エマが攻撃を受けたことだ。これがマイキーの怒りに火をつけ、「黒い衝動」を帯びた最高出力のマイキーを戦場に引き出すことになった。
また、鶴蝶(カクチョウ)は戦闘中に独自の行動をとる。イザナへの疑問と武道への共感という複雑な感情が、この時点ですでに鶴蝶の内部に芽生えていた。後の梵天編でカクチョウがマイキー側につく伏線は、ここに埋められている。
ターニングポイント④:稀咲の手で倒れたイザナ
最も衝撃的なターニングポイントは、マイキーに敗れたイザナが稀咲鉄太によって刺されたことだ。
稀咲はイザナを「道具」として使い、用が済んだと判断した時点で排除した。この裏切りの冷徹さが、稀咲の本質を最もよく示している。横浜天竺は「稀咲に利用された組織」でもあったのだ。
リベ太
場地の「裏切り」は演技だった——これがわかった時の衝撃は読んでて鳥肌モノだったぜ。見かけと真意が全然違う男だったんだよな。
リベ子
稀咲ってイザナのことも結局刺すの……。利用して捨てるって、本当に最低だけど合理的すぎて怖い。
リベ太
稀咲にとってはイザナも天竺も「駒」でしかなかった。関東事変はイザナが主役みたいに見えて、本当の主役は稀咲だったわけだ。
マイキーと黒川イザナの最終決戦
東京卍會対横浜天竺という全面戦争の「頂点」は、まぎれもなくマイキーと黒川イザナの一騎打ちだ。
二人が対峙するまでの過程
マイキーが戦場に現れた時点で、すでに多くの東卍メンバーが消耗していた。天竺の猛攻によって東卍の前線は崩れかけており、幹部の多くが複数の敵を相手にしながら体力を削られていた。
そのなかでマイキーは「総長として、最後の壁」として黒川イザナの前に立った。两者の対決は、組織の頂点同士という意味だけでなく、「佐野家の血を持つ二人」という文脈でも特別な重さを持つ。
黒川イザナという最強の「敵」
黒川イザナは、東京リベンジャーズ第一部(関東事変以前)において「最強の敵」として描かれた人物だ。個人戦闘力ではマイキーに次ぐとも言われる天才であり、戦術眼と指導力においても卓越している。
イザナは「自分はマイキーと対等か、それ以上だ」という自負を持って戦場に立った。彼の戦い方は美しく、かつ冷酷だ。感情を抑制しながら最適解を選び、相手の弱点を見抜く能力は群を抜いている。
だが、それがイザナの限界でもあった。
マイキーが勝った瞬間
マイキーとイザナの対決は、「純粋な暴力」の勝負だった。戦術や謀略を超えた、肉体と意志のぶつかり合いだ。
結論から言えば、マイキーが勝つ。その理由として考えられるのは、マイキーの「黒い衝動」が解放された状態にあったこと、エマへの怒りが「感情的なブースト」として機能したこと、そしてイザナには「本当に守りたいもの」がなかったことだ。
イザナは強かった。だが彼の強さの根底にあるのは孤独と怒りだった。一方のマイキーには、仲間への執着がある。「守るもの」と「奪いに来たもの」が激突したとき、後者が勝るケースは稀だ。
敗北の後のイザナ——稀咲の裏切り
マイキーに敗れたイザナが倒れた直後、稀咲鉄太の手が動く。
稀咲はイザナを刺した。敗れた同士の情などはなく、「もう使えない」という純粋な計算だけがあった。黒川イザナは、稀咲という計算高い男に最後まで利用され、そして棄てられた。
この瞬間は、横浜天竺という組織が「稀咲の道具に過ぎなかった」という残酷な事実を、読者に突きつける場面だ。イザナは孤独な人生を生き、孤独な形で戦場を退いた。その悲哀が、黒川イザナというキャラクターを単なる悪役では終わらせない深みを生んでいる。
リベ太
マイキーが勝ったのは力だけじゃなく、守るものがあったからだと思う。イザナには強さがあったけど、戦う「意味」が歪んでたんだよな。
リベ子
イザナって悪役なのに、最後まで稀咲に利用されてかわいそうだよ……。孤独な人生だったんだね。
東京卍會が勝利できた理由
結果だけ見れば、東京卍會は関東事変に勝った。だがその勝利の内実は複雑だ。「なぜ東卍が勝てたのか」を整理すると、いくつかの要因が重なっているのがわかる。
理由①:マイキーという「絶対の頂点」が機能した
東京卍會最大の強みは、佐野万次郎(マイキー)という個人が「絶対の頂点」として機能していることだ。マイキーが本気で戦えば、組織の戦力を超えた「圧倒的な突破力」が生まれる。黒川イザナという最強の敵を相手にしても、マイキーはその能力を発揮した。
理由②:個々の幹部が「持ち場を守った」
ドラケン・三ツ谷・パーちんら各幹部は、マイキーの戦いが決着するまで自分の持ち場で戦い続けた。全面戦争において「頂点が戦うための時間を作る」ための消耗戦を担い、チームとして機能した。
組織的な戦いにおいて、幹部が「崩れない」ことはマイキーが単独で天竺を制圧するよりも重要な場合がある。東卍の幹部陣は、壊滅することなくイザナとの決戦まで持ちこたえた。
理由③:天竺の「道具性」が弱点になった
横浜天竺は強かった。だが稀咲に操られていたイザナには、「本当の意味でのチームの結束」が欠けていたとも言える。
天竺の幹部たちはイザナへの忠誠で動いていたが、その忠誠の底には「イザナが何のために戦っているのか」という疑問が通奏低音として流れていた。カクチョウが後に東卍側に転じるのは、この疑問が結実した形だ。
理由④:武道の「諦めない」精神が戦場を動かした
花垣武道は戦力として図抜けているわけではない。だが武道が「諦めずに現場に存在し続ける」ことで、仲間の士気を保つ見えない効果があった。武道の存在は数値化できない「意志の柱」として機能する。これは小さいようで、長丁場の戦いでは大きな意味を持つ。
勝利の代償——重かった「負債」
東卍が勝利したからといって、すべてが丸く収まったわけではない。
場地圭介の離脱と後の悲劇。エマの重傷。組織内の消耗と分断の芽——関東事変の「勝利」が東卍にもたらしたものは、喜びと同量の損失だった。勝ったはずなのに、武道には「また最悪の未来に向かっている」という焦燥が残り続ける。その感覚が、関東事変という章のアフターテイストだ。
リベ太
勝ったのに全然スッキリしない終わり方なんだぜ。場地も傷つく、エマも傷つく、稀咲はまだ生きてる——これが関東事変の後味だよな。
リベ子
勝ったはずなのに代償が大きすぎるのが怖い。武道がタイムリープしたくなる気持ちわかるよ……。
リベ太
そこがリベンジャーズの深さだよな。勝利でもハッピーエンドにならないから、武道のタイムリープが止まらない。
梵天編・三天戦争編への伏線——関東事変が蒔いた種
関東事変は単独の戦争として完結しているが、その余波は後の編まで確実に延びている。「東卍 vs 天竺」で蒔かれた伏線が、梵天編・三天戦争編でどう回収されたかを整理する。
伏線①:カクチョウの「転身」——天竺から梵天へ
天竺の四天王として東卍と戦った鶴蝶(カクチョウ)は、後に梵天のメンバーとしてマイキーの下につく。
この転身の種は、関東事変の戦場にある。カクチョウはドラケンと渡り合いながら、「東卍という組織の本質」を肌で感じた。また、イザナへの疑念が芽生えた瞬間も、この時期と重なる。関東事変でカクチョウの内部に生じた「揺らぎ」が、梵天編での立場変化につながっている。
詳しくは関東事変編の完全ガイドでも解説している。
伏線②:稀咲の生存と「次の謀略」への布石
関東事変でイザナを刺した稀咲は、その後も健在だ。東卍の勝利によって表向きは「関東事変は終わった」ように見えるが、稀咲はまだ生きており、次の謀略を準備していた。
稀咲の野望は「最強の不良組織のトップになること」だ。一つの組織が潰されても、稀咲の動きは止まらない。この粘り強さが、後の時間軸での惨劇につながっていく。
伏線③:マイキーの「黒い衝動」の露出
関東事変において、マイキーは初めて「完全に解放された状態」の黒い衝動を戦場で使った(可能性が高い)。
マイキーの「黒い衝動」とは、佐野家が代々持つ「強すぎる暗の感情」だ。この衝動は、人を傷つけることへの躊躇を消し去り、圧倒的な戦闘力を引き出す代わりに、マイキー自身の精神を蝕む。関東事変での完全解放が、後の「マイキーが梵天を率いて闇堕ちしていく」という流れの遠因となる。
マイキーの黒い衝動の正体と考察もあわせて読んでほしい。
伏線④:横浜天竺の残党と三天戦争編への接続
横浜天竺という組織は関東事変で実質的に壊滅したが、「天竺に集まった者たちのエネルギー」は消えない。極悪の世代と呼ばれた猛者たちは、その後もそれぞれの形で東京リベンジャーズの世界に存在し続ける。
三天戦争編においても、「かつて天竺で鍛えられた者たちのDNA」が受け継がれている部分がある。横浜天竺という組織の歴史が、作品全体の「強者の系譜」に組み込まれているのだ。
横浜天竺 組織解説では、天竺の成立から関東事変後の流れまでを詳しく取り扱っている。
リベ太
カクチョウが梵天でマイキーの右腕になるのは、関東事変でその素地ができてたからなんだよな。伏線として綺麗だぜ。
リベ子
マイキーの黒い衝動が関東事変で出てたとしたら、梵天編の「完全な闇堕ち」への道がもうここから始まってたんだね。
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よくある質問(FAQ)
Q. 東京卍會と横浜天竺、どちらが戦力的に強かった?
純粋な総戦力では東京卍會が上(200人超 vs 150人程度)だが、個人戦闘力では天竺の幹部陣が圧倒的に高い。特に四天王全員がトップクラスの戦闘力を持つため、「幹部対決に限定すれば天竺優勢」という見方が成り立つ。マイキーという絶対的な頂点の存在が、東卍の勝利を決定づけた。
Q. 黒川イザナはなぜマイキーを狙ったのか?
複数の動機が絡み合っている。「佐野家の血を持ちながら認められなかった」という孤独と怒り、「関東で最強の組織を支配する」という覇権的な野望、そして稀咲鉄太の思想への共鳴——これらが重なってマイキーへの挑戦という形をとった。イザナはマイキーを「超えなければならない存在」として捉えていた。
Q. 稀咲鉄太は関東事変でどんな役割を果たしていたのか?
稀咲は黒川イザナを操って東京卍會を弱体化させ、最終的には「日本最大の不良組織のトップ」に立つことを目的としていた。イザナが敗れた後は用済みとして刺している。関東事変において稀咲は「設計者」として機能しており、表舞台に出てくることを避けた。
Q. 鶴蝶(カクチョウ)はなぜ後に東卍側についたのか?
関東事変でドラケンと戦い、また戦場でイザナへの疑問を感じ始めたことが転身の伏線だ。イザナの死後、カクチョウは「自分が何のために戦っていたのか」を改めて問い直した。その答えとして「本当に強い組織(マイキー率いる梵天)に従う」という選択をとった。強者への忠誠というカクチョウの本質が、変節ではなく「より強い者への転身」として一貫している。
Q. ベンケイはなぜ灰谷蘭に苦戦したのか?
ベンケイは体格・パワーに秀でる半面、関節技のような「相手の体を制御する技術」に対して脆弱だ。灰谷蘭は関節技の達人であり、ベンケイの力を封じながら戦うスタイルを持つ。単純な暴力では判断できない「相性問題」がここに出ている。
Q. 関東事変編は原作の何巻から何巻?
関東事変編は原作おおよそ13〜17巻の範囲に収まる(話数で言えば109〜150話前後)。ただし前後の編との境界は曖昧な部分もあり、「関東事変のクライマックス」は16〜17巻に集中している。詳しい巻数は関東事変編ガイドを参照してほしい。
Q. アニメでは関東事変はどこで見られる?
関東事変編はアニメ3期「天竺編」に相当する。2023年に放送されており、2026年現在DMM TVをはじめとした各配信サービスで視聴可能だ。東京リベンジャーズのアニメ配信比較で各サービスの情報を確認できる。
Q. 関東事変後に東京卍會はどうなったのか?
関東事変に勝利した後も、東京卍會は安定した状態にはなかった。稀咲の謀略は終わっておらず、組織内の亀裂も残った。マイキーの「黒い衝動」が表面化するタイミングが近づいており、東卍は勝利の余韻もないまま次の危機へと向かっていく。最終的には東卍が解散し、梵天という全く異なる組織にマイキーが移行するという展開が待っている。
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まとめ
東京卍會対横浜天竺——関東事変という全面戦争は、東京リベンジャーズという作品の「最初の頂点」だった。
二つの組織の戦力差は「量vs質」という形で拮抗していた。黒川イザナという天才が率いた天竺は、戦力的には東卍を脅かすに足る組織だった。だが稀咲に利用されていたという構造的な弱点、そしてイザナ自身の「守るものの欠如」が、最終的な決戦で差になった。
マイキーはイザナを倒した。しかしその勝利は、「すべてが報われた」という種類のものではなかった。場地は傷つき、エマは危険に晒され、稀咲はまだ息をしていた。東卍は戦争に勝ったが、「未来を変えた」かどうかは、武道にとって常に「疑問符」として残り続けた。
関東事変が残した最も重要な遺産は、「マイキーの黒い衝動がいよいよ本格化する予兆」と「カクチョウという後の梵天メンバーの転身の種」だ。この二つが、梵天編・三天戦争編という後半の壮大な展開を下支えしている。
一つの戦争の勝敗だけを見ていると、関東事変の本質を見誤る。重要なのは「誰が勝ったか」ではなく、「この戦いが物語の何を変えたか」だ。その視点から関東事変を見返すとき、この編の密度と重さがより鮮明に浮かび上がってくる。
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