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この記事は原作終盤(22〜31巻・三天戦争編〜最終決戦)の内容を含みます。アニメ派の方はご注意ください。アニメで関東卍會が本格登場するのは4期『三天戦争編』(2026年10月2日放送開始)以降の範囲です。
関東卍會(かんとうまんじかい)とは、『東京卍リベンジャーズ』最終章——2008年の時間軸「三天時代」——でマイキー(佐野万次郎)が総長を務める、渋谷を拠点とした”無敵”の巨大チームだ。関東卍會・梵・六波羅単代の三大勢力「三天」の一角として君臨し、三天戦争を制して六波羅単代を吸収。物語のクライマックスでは、タケミチ率いる二代目東京卍會との最終決戦を戦うことになる。
結論を先に整理しておく。よくある誤解と正しい事実はこうだ。
| よくある誤解 | 正しい事実 |
|---|---|
| 総長は稀咲鉄太/黒川イザナ? | 総長はマイキー(佐野万次郎)。稀咲は関東事変(2006年)の最後に死亡しており、2008年成立の関東卍會には関与できない。イザナは横浜天竺の総長 |
| 関東事変で東卍と戦った? | 関東事変の相手は横浜天竺。関東卍會が戦うのは最終章の三天戦争と最終決戦 |
| 未来の犯罪組織? | 未来(2018年)の犯罪組織は梵天。関東卍會は2008年の過去時間軸の暴走族チーム |
関東卍會とは——最終章「三天時代」の最大勢力
タケミチが最後のタイムリープで飛んだ2008年6月。そこには、これまでの歴史に存在しなかった勢力図が広がっていた。関東を三分する三つの巨大チーム——関東卍會・梵(ブラフマン)・六波羅単代。ファンの間で「三天時代」と呼ばれるこの時代の頂点の一角が、関東卍會だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 組織名 | 関東卍會(かんとうまんじかい) |
| 総長 | 佐野万次郎(マイキー) |
| 拠点 | 渋谷 |
| 時代 | 最終章・2008年の時間軸(三天時代) |
| 立ち位置 | 三天の一角→三天戦争後は六波羅単代を吸収し関東最大勢力に |
| 主な敵 | 梵・六波羅単代(三天戦争)→二代目東京卍會(最終決戦) |
| 結末 | 武道とマイキーの共有タイムリープによる歴史やり直しで、その存在自体が消える |
掲げるのは”無敵”。事実、作中で関東卍會が正面から敗北する描写はほとんどない。だがその無敵は、東京卍會がかつて持っていた「仲間のための強さ」とは似て非なるものだ。頂点に立つマイキーは、このとき既に黒い衝動に深く呑まれている。関東卍會という組織は、いわば誰にも止められなくなったマイキーの孤独が具現化した器として描かれる。
リベ太
関東卍會は「悪の組織」というより、マイキーの心の状態がそのまま形になったチームなんだぜ。だから最終章の敵は、実は組織じゃなくてマイキーの孤独そのものなんだ。
リベ子
名前が東京卍會と似てるから混乱してたけど、時代も総長の心も全然違う組織なんだね…。
結成の経緯——東卍解散からマイキーの”無敵”へ
関東卍會の結成そのものは、原作で詳細に描かれているわけではない。確かなのは、タケミチが2008年6月に降り立った時点で既に関東卍會が三天の一角として存在していたこと、そして総長がマイキーであることだ。
時系列を整理するとこうなる。関東事変(2006年)で横浜天竺を退けた後、東京卍會は解散。仲間と別れたマイキーは、黒い衝動を抱えたまま孤独の道を選び、やがて関東卍會を率いて頂点に立つ。副総長・三途春千夜、参謀・九井一という中枢陣が創設期から関わったとみられるが、正確な結成の瞬間は原作では明示されていない(この点は断定を避ける)。
重要なのは、関東卍會が「マイキーが仲間を遠ざけるために作った組織」として機能している点だ。東卍時代の絆を知る者ほど、この組織の在り方に痛みを覚える構造になっている。前史となる東京卍會の全体像は東京卍會 組織図・番隊完全まとめで確認できる。
全メンバー名鑑——最終決戦時の陣容
関東卍會の陣容が最も充実するのは、三天戦争で六波羅単代を吸収した後、二代目東京卍會との最終決戦時だ。役職と経歴を一覧で整理する。
| 役職 | 名前 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 総長 | 佐野万次郎(マイキー) | 元・東京卍會総長。”無敵のマイキー” |
| 副総長 | 三途春千夜 | 元・東卍伍番隊副隊長。マイキーへの狂気的な忠誠 |
| 参謀 | 九井一(ココ) | 金庫番として組織の資金を統括。元黒龍 |
| 親衛隊 隊長 | 鶴蝶 | 元・横浜天竺四天王筆頭「喧嘩屋」 |
| 特攻隊 隊長 | 灰谷蘭 | 元・天竺→六波羅単代。灰谷兄弟の兄 |
| 特攻隊 副長 | 灰谷竜胆 | 元・天竺→六波羅単代。関節技の弟 |
| 遊撃隊 隊長 | 今牛若狭(ワカ) | 初代黒龍の伝説・三天(トリオ)の一人 |
| 遊撃隊 副長 | 荒師慶三(ベンケイ) | 初代黒龍の伝説・ワカと並ぶ最強コンビ |
| 幹部 | 望月莞爾(モッチー) | 元・天竺→六波羅単代の武闘派 |
| 幹部 | 斑目獅音 | 九代目黒龍総長→天竺→六波羅単代 |
| 幹部 | 半間修二 | 「歌舞伎町の死神」。芭流覇羅・天竺を渡り歩いた男 |
※この陣容は三天戦争後・最終決戦時点の整理。灰谷兄弟・望月・斑目らは六波羅単代の吸収によって、ワカ・ベンケイらは三天時代の再編を経て合流した面々であり、各メンバーの合流時期には幅がある。
目を引くのは、かつて東卍と敵対した猛者たちがマイキーの下に集っていることだ。天竺四天王筆頭だった鶴蝶、灰谷蘭と竜胆の兄弟、初代黒龍の伝説ワカとベンケイ、そして半間修二。歴代の敵役オールスターとも言える布陣が、最終決戦の絶望感を支えている。
リベ太
鶴蝶に灰谷兄弟、ワカ・ベンケイまで揃った布陣は、シリーズの敵役オールスターだ。歴代の強敵が全部マイキー側に付いたと考えると、二代目東卍の絶望感が分かるだろ。
リベ子
3期まで見た顔ぶれがたくさんいる!それぞれがどうやってここに辿り着いたのか、経歴を追うだけでも面白そう。
幹部たちが関東卍會に集まった経緯
名鑑を見て多くの読者が抱く疑問がこれだ——なぜ天竺や六波羅単代にいた男たちがマイキーの下にいるのか。人材の流れを追うと、最終章の勢力図が一本の線でつながる。
| 人物 | 経歴(時系列) | 関東卍會での役職 |
|---|---|---|
| 三途春千夜 | 東卍伍番隊副隊長 → マイキーへの狂気的な忠誠を貫く | 副総長 |
| 九井一(ココ) | 東卍 → 十代目黒龍 → 金庫番として組織の資金を握る | 参謀 |
| 鶴蝶 | 横浜天竺 四天王筆頭「喧嘩屋」 → 六波羅単代 | 親衛隊 隊長 |
| 灰谷蘭・竜胆 | 横浜天竺「極悪の世代」 → 六波羅単代 | 特攻隊 隊長・副長 |
| 今牛若狭(ワカ) | 初代黒龍 → 梵(ブラフマン)大幹部 | 遊撃隊 隊長 |
| 荒師慶三(ベンケイ) | 初代黒龍 → 梵 大幹部 | 遊撃隊 副長 |
| 望月莞爾・斑目獅音 | 横浜天竺 → 六波羅単代 | 幹部 |
| 半間修二 | 芭流覇羅 副総長 → 横浜天竺 → 梵 | 遊撃隊 |
流れは大きく二つある。ひとつは三天戦争で六波羅単代が吸収されたことで、鶴蝶・灰谷兄弟・望月・斑目が合流したルート。もうひとつは梵が解散したことで、ワカ・ベンケイ・半間が流れ込んだルートだ。
つまり関東卍會は、東リベという物語がここまで積み上げてきた強敵たちの合流点として設計されている。だからこそ二代目東京卍會が立ち向かう壁は絶望的に高い。
リベ太
敵役オールスターがマイキーの旗の下に揃う——これが最終決戦の絶望感の正体だ。しかも全員、元は東卍と戦った連中だぜ。
三天戦争(2008年7月14日)——六波羅単代吸収まで
三天時代の均衡を破ったのが、2008年7月14日の三天戦争だ。関東卍會・梵・六波羅単代の三つ巴が正面から激突する。なお7月7日は梵(ブラフマン)の集会日であり、決戦はその一週間後にあたる。
戦いの中で、マイキーは黒い衝動に呑まれたまま六波羅単代総代・寺野サウスを殺害。これを受けて梵の首領・瓦城千咒が降伏を宣言し、三つ巴の抗争は関東卍會の完全勝利で幕を閉じる。頭を失った六波羅単代は関東卍會に吸収され、関東の勢力図は一色に塗り替えられた。
三天戦争の全体像・各バトルの詳細は三天戦争編 完全あらすじ解説と三天戦争編とは?完全解説で深掘りしている。
三天戦争の流れ——集会から決戦まで
三天戦争は一日で終わった抗争ではない。時系列を押さえておくと、最終章の展開が追いやすくなる。
| 日付 | 出来事 | 原作 |
|---|---|---|
| 2008年6月 | タケミチが最終章の時間軸へタイムリープ。三天時代の勢力図に直面する | 22巻前後 |
| 2008年7月7日 | 梵(ブラフマン)の集会。タケミチが梵と手を組む | 218〜219話 |
| 2008年7月14日 | 三天決戦。関東卍會・梵・六波羅単代が遊園地に集結し全面衝突 | 26巻前後 |
| 決戦の終盤 | マイキーが黒い衝動のまま六波羅単代総代・寺野南(サウス)を殺害 | — |
| 決着 | 梵の首領・瓦城千咒が降伏を宣言。梵は解散し、六波羅単代は関東卍會に吸収される | — |
ここで押さえたいのは、七夕(7月7日)は梵の集会日であって決戦日ではないという点だ。決戦は一週間後の7月14日。この一週間が、タケミチが梵と手を組んでマイキー奪還の準備をする期間になる。
そして決着の形が独特だ。関東卍會は「殴り勝った」のではなく、センジュ(瓦城千咒)が犠牲を止めるために降伏を選んだ。マイキーの暴走を前に、これ以上仲間を失わせないための判断だった。三天戦争の全体像は三天戦争編 完全あらすじ解説で追える。
リベ子
七夕の日は集会で、決戦は7月14日なんだね。一週間あったからタケミチが梵と作戦を立てられたんだ。
二代目東京卍會との最終決戦
三天戦争を制した関東卍會は、名実ともに関東の頂点に立つ。だが、それはマイキーが完全に孤独の底へ沈んだことの裏返しでもあった。マイキーを取り戻すため、タケミチは仲間とともに二代目東京卍會を結成。物語は最後の全面対決へと突入する。
この「東京卍會 vs 関東卍會」こそ、シリーズ全編のクライマックスだ。乱戦の果てに待つのは、タケミチとマイキーの一騎打ち——そして、シリーズの答えそのものと言える結末が訪れる。決戦の経緯・両軍の戦力・結末の詳細は東京卍會 vs 関東卍會 最終決戦 完全解説で徹底的に掘り下げている。
結末——タイムリープが消した”無敵”
最終決戦の終盤、タケミチはマイキーと手を取り、二人でのタイムリープによって全ての歴史をやり直す。真一郎も場地もエマもドラケンも失われない世界——そこでは、関東卍會という組織自体が生まれる理由を失っている。
つまり関東卍會の結末は「壊滅」でも「解散」でもなく、存在そのものの消滅だ。マイキーの孤独が生んだ組織は、孤独が救われたことで歴史から消える。この構造こそ、関東卍會というチームが最終章で背負った物語的な役割だった。最終回の全貌は最終回・結末完全解説で確認してほしい。
アニメで関東卍會はどこから?(4期情報)
アニメ1〜3期(〜天竺編)に関東卍會は登場しない。本格登場はアニメ4期『三天戦争編』(2026年10月2日放送開始)以降の範囲だ。4期を最大限楽しむなら、放送前に1〜3期の流れ——特にマイキーが孤独を深めていく過程——を押さえておきたい。
原作で先取りするなら、三天時代の勢力図が動き出す22巻あたりから最終31巻までが該当範囲。電子書籍でまとめて読むならDMMブックスの初回70%OFFクーポン(上限500円)とセールの併用が入口として使いやすい。
よくある質問(FAQ)
- Q1. 関東卍會の総長は誰ですか?
- 佐野万次郎(マイキー)です。「稀咲鉄太が総長・黒幕」という情報を見かけることがありますが、稀咲は関東事変(2006年)の最後に死亡しており、2008年に存在する関東卍會へ関与する時系列はありません。
- Q2. 東京卍會との違いは?
- 東京卍會は「仲間のため」を掲げた2005年〜の暴走族。関東卍會は東卍解散後の2008年、黒い衝動を抱えたマイキーが頂点に立つ”無敵”の組織です。同じ「卍」でも理念は対極にあります。
- Q3. 関東事変と関係ありますか?
- 直接の関係はありません。関東事変(対横浜天竺)は関東卍會成立より前の出来事です。詳細は関東事変 完全解説をどうぞ。
- Q4. メンバーで最強は誰ですか?
- 総長マイキーが別格です。黒い衝動に呑まれた状態のマイキーは作中最強クラスの描写で、鶴蝶・ワカ・ベンケイら歴戦の猛者すら霞むほどの存在として描かれます。
- Q5. 原作の何巻で登場しますか?
- 三天時代が始まる22巻前後から登場し、三天戦争〜最終決戦(〜31巻)まで物語の中心に位置し続けます。
- Q6. アニメではいつ見られますか?
- アニメ4期『三天戦争編』(2026年10月2日〜)以降の範囲です。1〜3期には登場しません。
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まとめ
関東卍會とは何だったのか。事実を並べれば「2008年時間軸でマイキーが率いた三天最大勢力」だが、物語として見ればマイキーの孤独が形になった組織であり、タケミチが最後に越えるべき壁そのものだった。
- 総長はマイキー。副総長・三途、参謀・九井一が中枢
- 三天(関東卍會・梵・六波羅単代)の一角→三天戦争を制して六波羅単代を吸収
- クライマックスは二代目東京卍會との最終決戦
- 結末は共有タイムリープによる存在の消滅=マイキーの救済
- アニメでは4期(2026年10月2日〜)以降の範囲
リベ太
4期が始まれば、この組織の名前を検索する人が一気に増えるはずだ。「総長はマイキー」——ここだけは間違えずに覚えておいてくれ。
リベ子
うん!マイキーがどうしてこの組織を作ったのか分かってから4期を見たら、絶対もっと泣けると思う…!




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