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この記事は原作中盤以降の組織変遷に触れる内容を含みます。東京卍會の解散・再建に関する記述があるため、アニメのみ視聴の方はご注意ください。
📋 この記事でわかること
- 東京卍會とは何か——設立の経緯と組織の目的
- 総長・副総長・隊長・副隊長という階級制度の中身
- 壱番隊〜伍番隊の隊長・副隊長を正典どおりに並べた組織図
- 創設期から動乱・解散・再建に至る変遷史
- 芭流覇羅・黒龍・天竺ほか、対立組織との抗争マップ
「東京卍會(とうきょうまんじかい)」——東京リベンジャーズという物語を貫く背骨であり、主人公・花垣武道(タケミチ)がタイムリープを繰り返してまで守ろうとした「世界」の中心にある暴走族組織だ。読者がもっとも長く、もっとも深く付き合うことになる集団でもある。
だがその「強さ」の中身は、物語が進むにつれて何度も書き換えられていく。仲間との絆だけで動いていた創設期の無敵集団は、死と裏切りのなかで形を変え、解散と再建を繰り返す。ひとつの組織の名前のまま、まるで別物のような顔をいくつも持つ——それが東京卍會だ。
この記事では、その全貌を「組織」という切り口で整理する。階級制度、各番隊の隊長・副隊長、そして創設から解散・再建までの変遷史。役職は誤記が多発するポイントなので、できるかぎり原作の描写に沿って慎重に並べた。東卍を一望するためのハブとして使ってほしい。
東京卍會の概要と設立
東京卍會は、佐野万次郎(マイキー)を総長として旗揚げされた不良少年たちの組織だ。「東京卍リベンジャーズ(Tokyo Manji Gang)」とも表記され、卍(まんじ)の紋を旗印に掲げる。作中の「現在」時点では、関東一円にその名を轟かせる最大級の勢力として描かれている。
創立の中核を担ったのは、マイキーと盟友たちだ。副総長を務める龍宮寺堅(ドラケン)、壱番隊隊長となる場地圭介、参番隊隊長となる林田春樹(パーちん)ら、初期メンバーが組織の骨格を作り上げた。彼らを動かしていたのは「勝ちたい」という欲ではなく、「仲間のために」という一点だった。ここを押さえておくと、後の崩壊と再建の物語が一段深く読める。
物語の「現在」では関東最大勢力にまで膨らんだ東卍だが、タイムリープで過去へ戻った武道が目にしたのは、いずれ「最悪の未来」へと堕ちていく組織の姿だった。彼が必死に過去をやり直す動機は、すべてこの組織を本来あるべき姿に引き戻すことにある。
設立の基本情報
東京卍會の正確な設立年や規模は、作中で数字として細かく明示されていない部分が多い。ここでは原作で確認できる範囲、もしくはファンの間で広く共有されている理解にとどめ、断定しすぎないように整理する。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 組織名 | 東京卍會(東京卍リベンジャーズ) |
| 創立総長 | 佐野万次郎(マイキー) |
| 初代副総長 | 龍宮寺堅(ドラケン)/後に三ツ谷隆 |
| 旗印 | 卍(まんじ)紋 |
| 番隊構成 | 壱番隊〜伍番隊(各隊に隊長・副隊長) |
| 勢力規模 | 関東有数の不良組織(具体的な人数は公式未公表) |
「設立年」や「総人数」のように、ファンの間で諸説あり公式に確定していない数字については、本記事ではあえて断定しない。確実なのは、東京卍會が「マイキーを頂点に、番隊制度を敷いた階級組織」であるという骨格だ。
リベ太
東京卍會はマイキーが総長、ドラケンが副総長で旗揚げした組織なんだぜ。最初は「仲間のために」って一心だったんだ。
リベ子
じゃあ最初は「悪い組織」じゃなかったんだ。だからこそ武道が必死に守りたかったんだね。
リベ太
そういうこと。だから「あの頃の東卍を取り戻す」ってのが、武道のタイムリープの一貫したテーマになっていくんだ。
階級制度と組織構造
東京卍會の大きな特徴のひとつが、明確な階級制度だ。「強い奴が偉い」という単純な力の論理ではなく、役割と責任が分担された組織体系を敷いている。これが、東卍を単なる烏合の衆ではない「組織」たらしめている。
階級ピラミッド
| 階級 | 役割・権限 | 主な就任者 |
|---|---|---|
| 総長 | 組織の最高指導者。全隊を統括し最終決定権を持つ | 佐野万次郎(マイキー) |
| 副総長 | 総長を補佐し、不在時の指揮権を持つ。実質的な運営の要 | 龍宮寺堅(ドラケン)/後に三ツ谷隆 |
| 隊長 | 各番隊の長。隊員を指揮し最前線の戦闘を担う | 壱〜伍番各隊長 |
| 副隊長 | 隊長を補佐し、不在時の指揮。各番隊の実動部隊を率いる | 壱〜伍番各副隊長 |
| 特攻隊長 | 先頭に立って突っ込む役割。物語の中で武道が任じられる場面がある | 花垣武道(作中の一時点) |
| 一般隊員 | 各番隊に所属する隊員。東卍の主力戦力を構成する | 多数 |
注目したいのは「副総長」の座だ。物語の起点ではドラケンが務めるが、後の局面では三ツ谷隆がこの役職を担う。組織の「ナンバー2」が誰かは時間軸によって変わるため、いつの時点の話かを意識して読むと混乱しない。
「特攻隊長」も特殊なポジションだ。全番隊の先頭で突っ込む、いわば組織の槍先。物語の中盤で花垣武道がこの役割を任される場面は、彼の立ち位置の変化を示す重要な描写として機能している。
番隊制度の意義
東京卍會は壱番隊〜伍番隊の5つの番隊に分かれ、それぞれが独立した隊長・副隊長のもとで動く。この分散型の指揮系統こそが、大規模組織としての機動力を支えていた。トップが一人倒れても番隊単位で機能し続ける——この構造が、抗争での粘り強さにつながっている。
勘違いされやすいが、番隊の「番号」は強さの順位ではない。各番隊は役割や気質で色分けされており、壱番隊の特攻気質、弐番隊の三ツ谷流の美学、参番隊の武闘派色など、隊ごとに「らしさ」がある。番号の若さ=強さ、という読み方はしないほうがいい。
リベ太
番隊番号は強さの順番じゃないんだ。それぞれの隊に「らしさ」があって、その個性が組織を支えてるんだぜ。
リベ子
副総長がドラケンから三ツ谷に変わるんですね。いつの話かでメンバーが違うの、ちゃんと意識しないと混乱しそう。
リベ太
そこが東卍を読むコツだな。「役職+時間軸」をセットで覚えると、誰がどこにいたかが一気にクリアになるぜ。
各隊の構成と幹部一覧
ここからは、東京卍會の各番隊を隊長・副隊長まで具体的に並べていく。役職は作中で誤読されやすいポイントなので、原作の描写に沿って慎重に整理した。なお、組織は時間軸によって編成が変化するため、ここでは創設〜物語中盤までの基本的な編成を軸に示す。
番隊ロスター早見表
| 番隊 | 隊長 | 副隊長 |
|---|---|---|
| 壱番隊 | 場地圭介 | 松野千冬 |
| 弐番隊 | 三ツ谷隆(後に副総長) | 柴八戒 |
| 参番隊 | 林田春樹(パーちん)/後に花垣武道 | 林良平(ペーやん) |
| 肆番隊 | 河田ナホヤ(スマイリー) | 河田ソウヤ(アングリー) |
| 伍番隊 | 武藤泰宏(ムーチョ) | 三途春千夜 |
この早見表が、東卍の組織図を理解するうえでもっとも実用的な一覧だ。以下、各番隊を個別に見ていく。
壱番隊 — 東卍の「魂」
| 役職 | 名前 | 特徴 |
|---|---|---|
| 隊長 | 場地圭介(ばじけいすけ) | 東卍創立メンバー。義理に厚い壱番隊の象徴的存在 |
| 副隊長 | 松野千冬(まつのちふゆ) | 場地の意志を継ぎ、武道の相棒として壱番隊を支える |
壱番隊は、東京卍會の「魂」とも呼べる番隊だ。場地圭介という稀有な人物が率い、東卍の精神的支柱を担っていた。場地が去ったあと、副隊長の千冬がその意志を継いで物語の重要なポジションを占め続ける。松野千冬の完全プロフィールはこちらで詳しく掘り下げている。
弐番隊 — 美学と強さを兼ねる
| 役職 | 名前 | 特徴 |
|---|---|---|
| 隊長 | 三ツ谷隆(みつやたかし) | 強さと美的センスを併せ持つ。後に副総長を務める |
| 副隊長 | 柴八戒(しばはっかい) | 三ツ谷を慕う柴家三兄妹の末弟。誠実で芯の強い少年 |
弐番隊は、三ツ谷隆という「不良嫌いの不良」が率いる個性派の番隊だ。三ツ谷は妹たちのために戦う動機を持ち、その美意識は衣装制作にまで及ぶ。副隊長を務めるのは柴八戒。三ツ谷を兄のように慕い、自分なりの正しさを貫こうとする少年で、物語の中で大きな葛藤を背負うことになる。なお、スマイリー(河田ナホヤ)を弐番隊に置く誤記が一部で見られるが、原作の編成では弐番隊副隊長は柴八戒だ。
参番隊 — 武闘派の牙城
| 役職 | 名前 | 特徴 |
|---|---|---|
| 隊長 | 林田春樹(パーちん) | 東卍創立メンバー。義理人情に厚い武闘派。後に隊長を花垣武道が継ぐ |
| 副隊長 | 林良平(ペーやん) | パーちんの腹心。参番隊の実動部隊を仕切る |
参番隊は東京卍會の「武力の象徴」的な位置づけだ。隊長のパーちんは創立メンバーの一人で、組織への忠誠が極めて高い。その忠誠ゆえに大きな選択を迫られる場面が、物語の重要な転換点となる。なお、林田春樹(パーちん)と林良平(ペーやん)は名前が似ているが別人で、ともに参番隊の所属だ。後に参番隊の隊長は花垣武道が引き継ぐことになる。
肆番隊 — 双子の鉄壁
| 役職 | 名前 | 特徴 |
|---|---|---|
| 隊長 | 河田ナホヤ(スマイリー) | 常に笑顔を絶やさない双子の兄。肆番隊を率いる |
| 副隊長 | 河田ソウヤ(アングリー) | スマイリーの双子弟。感情が昂ると一変するファイター |
肆番隊は、双子コンビのスマイリー&アングリーが要となる番隊だ。隊長のナホヤ(スマイリー)と副隊長のソウヤ(アングリー)は同じ誕生日の双子で、普段はコミカルなやり取りを見せながらも、いざというときに頼りになる。とくにアングリーの感情の振れ幅は、物語を通じて読者の記憶に残る。スマイリー&アングリーの詳細はこちら。
伍番隊 — 闇を背負う番隊
| 役職 | 名前 | 特徴 |
|---|---|---|
| 隊長 | 武藤泰宏(ムーチョ) | 荒々しいファイタースタイル。後に別組織で再登場する |
| 副隊長 | 三途春千夜(さんずはるちよ) | 伍番隊副隊長。後の展開で重要な役割を担う長身の男 |
伍番隊は、東京卍會の「影」の側面を担う番隊だ。隊長の武藤泰宏(ムーチョ)は荒々しい暴力性で隊を統率する。副隊長を務めるのは三途春千夜。長身で物静かながら底の知れない男で、後の編で大きな存在感を放つことになる。ムーチョは初代黒龍の幹部ベンケイ(荒師慶三)と混同されやすいが、まったくの別人なので注意したい。
リベ太
壱=場地と千冬、弐=三ツ谷と八戒、参=パーちんとペーやん、肆=スマイリーとアングリー、伍=ムーチョと三途。これが東卍の基本ロスターだぜ。
リベ子
パーちんとペーやんって別人なんですね!名前が似すぎて、ずっと同じ人かと思ってました…!
リベ太
よくある勘違いだな。二人とも参番隊で、パーちんが隊長・ペーやんが副隊長。ここを押さえると一気にスッキリするぜ。
主要幹部の人物像
東京卍會を語るうえで欠かせない幹部たちを、ここで個別に掘り下げる。彼らの「人となり」こそが、この組織を単なる暴力集団以上のものにしていた。
佐野万次郎(マイキー)— 総長
身長162cm・B型・誕生日は8月20日。小柄な体格に収まりきらない圧倒的な強さを持つ総長だ。だがマイキーの真の凄みは、戦闘力以上に「人を惹きつけるカリスマ性」にある。メンバーが彼のために命を懸けるのは、恐怖からではなく信頼と愛着から——その求心力が、東卍という組織の中心軸になっている。
一方で、マイキーには「黒い衝動」と呼ばれる内なる闇がある。この衝動が表面化するたびに、組織は——そしてマイキー自身は——崩壊の縁に立たされる。彼が何を抱え、どこへ向かうのかはマイキー(佐野万次郎)完全解説で深掘りしているので、あわせて読んでほしい。
龍宮寺堅(ドラケン)— 副総長


身長185cm・O型・誕生日は5月10日。マイキーの右腕にして、東京卍會の「良心」とも称される副総長だ。頭から首にかけて入った龍のタトゥーが象徴的で、明晰な判断力と高い戦闘力を兼ね備える。
ドラケンの本質は「義理と思いやり」にある。創立メンバーとしての責任感は誰より強く、組織が危機に瀕したときには自ら矢面に立とうとする。彼の「生と死」をめぐる軌跡はファンの大きな関心事でもあり、ドラケンは死亡する?生存する?全タイムライン整理で時系列に沿って追っている。
場地圭介 — 壱番隊隊長
「東京卍會で一番の義理の男」と称される壱番隊隊長。創立メンバーとしてマイキーを支えてきた人物で、「何があっても仲間を守る」というスタンスがまったくブレない。その筋の通し方が、東卍という組織の精神的な背骨になっていた。
場地の存在は、物語前半における最大の感情的支柱のひとつだ。彼の振る舞いや選択が、武道のタイムリープの動機にも深く結びついていく。具体的な顛末はネタバレに踏み込むため、ここでは多くを語らずにおく。
三ツ谷隆 — 弐番隊隊長(後に副総長)
「不良嫌いの不良」という矛盾を体現するキャラクター。妹たちを守るために戦う一方で、手芸やファッションへのセンスも持ち合わせる。その二面性が、三ツ谷を単なる「強いやつ」で終わらせない。物語の後の局面では副総長を務め、組織のナンバー2として東卍を支える立場になる。
松野千冬 — 壱番隊副隊長
身長168cm・O型・誕生日は12月19日。場地のもとで壱番隊副隊長を務め、その意志を継いでいく男だ。武道にとっては「タイムリープ外の世界での相棒」であり、物語の「現在」軸でも重要なポジションを担う。原作を通じて最も成長を遂げたキャラクターの一人とも言える。
リベ太
マイキーが162cmって意外に小柄なんだぜ。なのにあの強さとカリスマ。ドラケンは185cmで真逆の体格だ。
リベ子
三ツ谷さんって後で副総長になるんですね。最初は弐番隊の隊長だったのに、出世してる…!
リベ太
そう、組織の編成は時間軸で動くんだ。三ツ谷の昇格も、場地の後を千冬が継ぐのも、その流れの一部なんだぜ。
東京卍會の変遷史
東京卍會の歴史は、一本の物語のように複雑に絡み合っている。創設期の熱気、動乱の時代、解散という喪失、そして再建——その軌跡は、作品全体のテーマである「過去を変えること」と深くリンクしている。時間軸によって結末が分岐する点には注意してほしい。
Phase 1: 創設期(強盛の時代)
マイキーを中心とした創立メンバーが組織を立ち上げ、関東での存在感を高めていく時期だ。この時代の東卍を動かしていたのは、純粋な「仲間との絆」だった。勝ちたいのではなく、仲間のために戦う——その精神がもっとも色濃く表れていた。
武道がタイムリープで目指した「理想の東京卍會」は、まさにこの時代の姿だ。未来で堕ちてしまった東卍に対して、彼が「こうじゃなかったはずだ」と叫び続けた源流がここにある。
この時期の主な動き:
- マイキー・ドラケン・場地・パーちんらを中心とした創立
- 芭流覇羅(バルハラ)との抗争——本格的な大規模抗争のデビュー戦
- 黒龍(十代目)との聖夜決戦——組織としての実力を示す決戦
Phase 2: 動乱の時代
創立メンバーをめぐる大きな喪失を境に、東京卍會は「何かが変わった」空気を帯び始める。柱を失った組織は、その後も波乱を繰り返す。
このフェーズで存在感を増すのが、稀咲鉄太(きさきてった)だ。稀咲は東卍の初期から関わる人物で、参謀的な立ち回りで組織の内側から影響力を強めていく。番隊の隊長・副隊長といった役職が原作で明確に与えられているわけではないが、組織の方向性を左右する立場として描かれる。武道はこのフェーズで「仲間の死を防ぐ」というタイムリープの本当の難しさと向き合うことになる。
この時期の主な動き:
- 創立メンバーをめぐる重い喪失
- 稀咲鉄太の台頭と、組織内での影響力の拡大
- 関東事変——敗北と再起をめぐる分岐点
Phase 3: 解散と「最悪の未来」
タイムラインによっては、東京卍會が「最悪の組織」へと変貌した未来が存在する。マイキーの黒い衝動が組織全体を侵食し、かつての「仲間のための組織」が犯罪組織の様相を帯びていく筋だ。
ただしこれは、あくまで「武道が変えようとした未来」のひとつであり、原作の最終的な結末そのものではない。とはいえ、この「最悪の可能性」が常に背景に存在することで、東京卍會という組織が抱える「危うさ」が際立つ。
Phase 4: 再建と最終局面
武道のタイムリープと奮闘を経て、物語は最終局面へと向かう。東京卍會がどのような決着を迎えるのか——ここはネタバレの核心に触れるため、本記事では深追いしない。確かなのは、武道が一貫して「創設期の東卍」を取り戻そうとし続けた、という一点だ。その結末は、ぜひ原作で見届けてほしい。
リベ太
東卍の歴史は「武道がどれだけ失敗して、それでも立ち上がったか」の歴史でもあるんだ。タイムラインで結末が変わるのがミソだぜ。
リベ子
「最悪の未来」が確定じゃなくて、変えられる可能性があるってところに希望がありますね。武道、頑張れって応援したくなる。
リベ太
そのプロセスが長くて重いんだけど、読み通したときの達成感が半端ないんだ。結末はぜひ自分の目で確かめてくれ。
東京卍會 vs 他組織の対立構造
東京卍會の歴史は、他組織との「ぶつかり合い」の歴史でもある。関東を舞台に繰り広げられた抗争の相関を整理しておくと、各編の位置づけが見えやすくなる。なお決着の一部はタイムラインで変動するため、ここでは大まかな構図にとどめる。
主要対立組織の一覧
| 組織名 | 対立の性質 | 主な抗争イベント |
|---|---|---|
| 芭流覇羅(バルハラ) | 全面抗争 | 血のハロウィン(8.3抗争) |
| 黒龍(十代目・柴大寿) | 全面抗争 | 聖夜決戦 |
| 横浜天竺 | 全面対決 | 天竺編(関東事変) |
| 梵(ぼん) | 三天戦争 | 三天戦争編 |
| 六波羅単代 | 三天勢力 | 三天戦争編 |
芭流覇羅(バルハラ)との抗争
芭流覇羅は、東京卍會が本格的にぶつかった大組織のひとつだ。当初は単なる敵組織として描かれるが、物語が進むにつれてその背後にある操作の構図が明らかになっていく。この抗争は「血のハロウィン」として語り継がれる重大な局面であり、東卍にとって忘れがたい喪失を伴う。
黒龍(十代目)との聖夜決戦
聖夜決戦は、東京卍會の「強さ」と「絆」を象徴的に示したイベントだ。クリスマスの夜、東卍は総力をあげて黒龍に挑む。なおここで東卍が戦う黒龍は柴大寿が率いる十代目黒龍だ。黒龍の初代総長はマイキーの兄・佐野真一郎だが、聖夜決戦の相手は柴大寿の代であり、マイキー自身が黒龍総長だったわけではない点に注意。この決戦でのドラケンの奮闘は、ファンの間でも特に印象深いシーンとして語られている。聖夜決戦編の詳細はこちら。組織としての黒龍の全体像は黒龍 全メンバー完全解説で整理している。
横浜天竺・関東事変
関東事変は、東京卍會にとって最も過酷な試練のひとつだ。横浜天竺(総長は黒川イザナ)との対立を軸に、組織は大きく揺さぶられる。この事変の結末はタイムラインごとに異なる展開を辿るが、どのルートでも東卍には深い傷が残る。
三天をめぐる最終局面
「三天戦争編」では、東京卍會は梵(ぼん)をはじめとする勢力と激突する。ここで押さえておきたいのは、「三天」という言葉が複数の意味で使われる点だ。物語の語りでは、伝説的な三人——サウス(寺野南)・ワカ(今牛若狭)・ベンケイ(荒師慶三)——を指す場合と、関東卍會・梵・六波羅単代という三つの組織連合を指す場合がある。文脈で意味が変わるので、混同しないようにしたい。この編は2026年10月放送予定のアニメ4期で描かれるとされ、最終章への入口に位置づけられる重要なパートだ。
リベ太
「三天」って言葉が二通りあるんだ。伝説の三人を指すときと、三つの組織連合を指すとき。ここを混ぜると一気にわからなくなるぜ。
リベ子
聖夜決戦の黒龍が「初代」で、総長がマイキーのお兄さんなんですね。マイキー自身が黒龍総長だと思ってました…!
リベ太
そこ、よく混同されるんだ。初代黒龍総長は佐野真一郎。マイキーは東卍の総長で、黒龍の総長じゃない。覚えておくと混乱しないぜ。
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組織図で関係を掴んだら、次は実際の戦いを。東卍の結束と衝突はアニメで見るほど熱い。1〜3期はDMM TVで見放題・14日間無料。
もっと深く知るための補足
東京卍會を組織として読み解くと、混同しやすいポイントや「役職の動き」がいくつもある。ここでは、読者からよく寄せられる疑問を折りたたみ形式でまとめておく。気になる項目だけ開いて確認してほしい。
パーちんとペーやんはどう違う?
林田春樹(パーちん)が参番隊隊長、林良平(ペーやん)が参番隊副隊長です。名前が似ていますが別人で、ともに参番隊に所属しています。混同が非常に多いポイントなので、「パー=隊長/ペー=副隊長、どちらも参番隊」と覚えると整理しやすいです。
ムーチョとベンケイは同じ人?
別人です。ムーチョ(武藤泰宏)は東京卍會の伍番隊隊長で、後に別組織でも登場します。ベンケイ(荒師慶三)は初代黒龍・梵に関わる別キャラクターで、まったくの別人です。名前の響きや立ち位置で混同されがちなので注意してください。
副総長はずっとドラケン?
物語の起点では龍宮寺堅(ドラケン)が副総長を務めますが、後の局面では三ツ谷隆が副総長を担います。「副総長=ドラケン」と固定して読むと、後半で混乱しやすいので、いつの時点の話かを意識するのがコツです。
稀咲鉄太は何番隊の隊長?
稀咲鉄太に「○番隊隊長/副隊長」という番隊の役職が原作で明確に与えられているわけではありません。彼は東卍の初期から関わる参謀的な立ち位置の人物で、組織の方向性に大きな影響を及ぼします。番隊の役職を断定する記述は誤りなので注意してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 東京卍會の「卍」はどういう意味ですか?
「卍(まんじ)」は古くから吉祥を表す文字として知られますが、作中での具体的な由来は明確に説明されていない部分があります。組織名に込められた意味を断定できる公式設定の範囲は限られるため、ここでは「卍を旗印に掲げる組織」という事実にとどめておきます。
Q2. 東京卍會の総長はマイキー以外にいますか?
物語の主要な時間軸において、創立総長は佐野万次郎(マイキー)です。組織が大きく形を変えた局面では事実上のトップの性質が変わる場面もありますが、「東京卍會の総長」として最も中心に位置づけられるのはマイキーです。最終局面の詳細は原作での確認をおすすめします。
Q3. 壱番隊〜伍番隊の番号に意味はありますか?
強さの序列ではありません。各番隊の役割や個性を示す番号であり、壱番隊が「最強」というわけではないです。隊長の個性が番隊の色を決めており、壱番隊の特攻気質・弐番隊の美学・参番隊の武闘派といった形で差別化されています。
Q4. 副総長は誰ですか?
物語の起点では龍宮寺堅(ドラケン)が副総長を務め、後の局面では三ツ谷隆が副総長を担います。どちらの時点の話かによって答えが変わるため、「副総長=ドラケン」と固定せず、時間軸を意識して読むのがおすすめです。
Q5. 各番隊の隊長と副隊長を教えてください。
原作の基本編成では、壱番隊=場地圭介/松野千冬、弐番隊=三ツ谷隆/柴八戒、参番隊=林田春樹(パーちん)/林良平(ペーやん)、肆番隊=河田ナホヤ(スマイリー)/河田ソウヤ(アングリー)、伍番隊=武藤泰宏(ムーチョ)/三途春千夜、です。後に参番隊隊長は花垣武道が引き継ぎます。
Q6. 特攻隊長という役職は最初からありましたか?
創立当初から常設だったかは明確ではありませんが、物語の中で花垣武道が特攻隊長に任命される場面があります。これは全番隊の先頭に立って突っ込む、組織の最前線を担う特別な役割です。
Q7. 関東卍會と東京卍會の違いは何ですか?
「関東卍會」は東京卍會とは別組織です。名前が似ているため混同されやすいですが、メンバーやトップが異なります。「関東事変」では、この対立が物語の大きな山場となります。後者は東京を主戦場とする一方、前者はより広域を掌握しようとする組織として描かれます。
Q8. 東京卍會のメンバーを一気に把握したいのですが?
キャラクター単位で全体像をつかみたい場合は、全登場人物まとめ(組織別整理)が便利です。誰がいつ初めて登場したかを追いたいなら全キャラ初登場シーン完全ガイドもあわせてどうぞ。
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まとめ
東京卍會——その歴史を一本の線で追うと、これほど複雑で豊かな物語を抱えた組織は、漫画でも稀有だとわかる。
マイキーを頂点とした5つの番隊、創立メンバーたちの絆、そして何度も繰り返されるタイムリープのなかで「守りたい東卍」を求め続けた武道の奮闘——これらが重なり合って、東京リベンジャーズという作品の芯を形づくっている。
役職や編成は時間軸によって動く。壱=場地と千冬、弐=三ツ谷と八戒、参=パーちんとペーやん、肆=スマイリーとアングリー、伍=ムーチョと三途——この基本ロスターを押さえたうえで、副総長がドラケンから三ツ谷へ動く流れや、参番隊隊長を武道が継ぐ展開を重ねていくと、東卍の全体像が立体的に見えてくるはずだ。
✅ この記事のポイント
- 東京卍會は佐野万次郎(マイキー)が総長を務める関東有数の不良組織
- 総長・副総長・隊長・副隊長・一般隊員という明確な階級制度を持つ
- 壱〜伍番隊の隊長・副隊長は正典どおり:壱=場地/千冬、弐=三ツ谷/八戒、参=パーちん/ペーやん、肆=スマイリー/アングリー、伍=ムーチョ/三途
- 副総長はドラケン→三ツ谷、参番隊隊長はパーちん→武道へと時間軸で動く
- 芭流覇羅・黒龍・天竺・梵・六波羅単代との抗争が物語の軸を形成する
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